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autolink RG/W26-027 カード名:“欠陥電気(レディオノイズ)”御坂妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:7000 ソウル:1 特徴:《クローン》?・《超能力》? ただの実験ですよ、とミサカは答えます レアリティ:C illust.
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autolink RG/W26-029 カード名:“学園都市”御坂妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:8000 ソウル:2 特徴:《クローン》?・《超能力》? 【永】他のあなたの《クローン》?のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+500。 では、猫をお願いします レアリティ:C illust.
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autolink RG/W26-008 カード名:量産能力者(レディオノイズ)計画 御坂妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:4000 ソウル:1 特徴:《クローン》?・《超能力》? 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+1000。 【永】記憶 あなたの思い出置場の《超能力》?のキャラが2枚以上なら、他のあなたの《超能力》?のキャラすべてに、パワーを+500。 ミサカはあちらから来ただけですが、と指差します レアリティ:R illust. 13/09/18 今日のカード。
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――このサーヴァントは実験が行われていた時のミサカ達に似ています、とミサカ10032号は第一印象をミサカネットワークを介して報告します。 ◆ ◆ ◆ 「………」 「手ごたえなし、とミサカは困惑します」 公園のベンチに腰をかけながら、巨大なゴーグルをつけた無表情な少女が独り言ちる。 時刻は夜で人通りも少ないためか、夜風の通りすぎる音がより一層大きく聞こえる。 「やはりこの世界には『ミサカ』が一人しかいないのですね、とミサカは判断します」 その少女は虚空を眺めており、一見するとまるで機械や人形のような印象を与える。 彼女は大量生産された御坂美琴のクローン『妹達(シスターズ)』の内の1体、ミサカ10032号。 彼女を知る者からは『御坂妹』と呼ばれている。 御坂妹が偽の冬木に喚び出された際に感じたのは違和感だった。 『妹達』は脳波でリンクされたミサカネットワークにより情報を送受信して意識や思考を共有しているのだが、 冬木に降り立ってからは別個体からの情報を得られないのだ。 御坂妹にとっては他の『妹達』からの連絡がぱったりと途絶えてしまったどころか存在すら確認できない感覚だった。 このことから、御坂妹はこの世界に『妹達』は自分ひとりしかいない、と推測し、現在に至る。 今まで他の個体とは少なからずミサカネットワークにて情報のやり取りをしていたのだが、 それがなくなったことによりそれなりの新鮮味と寂しさを感じていた。 「…エレクトロゾルダート」 「…なんでしょう、ミサカ一〇〇三二號」 「その呼び方は少し長すぎるのでミサカで構いません、とミサカは本題とは別にミサカと呼ぶよう促します」 御坂妹は、傍らに立つ軍服を身に着けた1人の男、エレクトロゾルダートに声をかけた。 御坂妹の座るベンチの50cm右隣に直立不動かつ無言で後ろ手を組んで佇んでいた。 1ミリたりとも動かないからかその存在感は無きに等しく、 たとえ存在に気づいたとしても常に発されている、兵器に照準を合わせられているかのような威圧感から誰も近づこうとはしないだろう。 ゾルダートの顔にも表情はなく、御坂妹と似たような雰囲気を感じさせる…いや、実際に両者は似ていた。 「了解しました、ミサカ。…それで、何か聞きたいことでも?」 「あなたは、いえ、"あなた達"は――」 御坂妹が言い終える前に、夜の公園に足音が響いてきた。 何事かと周囲を見回すと、先ほどまで2人しかいなかった公園にぞろぞろと人が集まってきていた。 少し目を凝らすと、その全員がゾルダートと同じ顔であり、同じ歩き方であり、同じ軍服を着ていることがわかる。 まるでクローンのよう、いや、クローンだ。 『妹達』と同じく、全ての個体が同一の存在。 御坂妹のサーヴァントは『レプリカ』のサーヴァント、エレクトロゾルダートであった。 エレクトロゾルダートはある人物のクローンという存在ゆえに量産可能で、今現在召喚しているのは公園にいる10体だけだ。 御坂妹は10体の内1体を自分の元に置き、それ以外の個体には別の指示を与えていた。 「8人で分散して半径1km地帯を見回っていましたが、敵サーヴァントの気配はありませんでした」 公園に集まったゾルダートの内の1体が口を開くと、それに追従して「同じく」という台詞が7回繰り返された。 8体は周辺の見回りを任されたらしい。 「ミサカ一〇〇三二號、自動販売機から全員分のジュースを買ってきました」 残りの1体のゾルダートは両手から零れ落ちそうな量の缶ジュースを抱えている。 見回りとは別に、御坂妹からお使いを頼まれていた個体だ。 彼はいそいそとベンチへ寄り、缶ジュースを御坂妹の隣に一つ一つ立てていった。 そのゾルダートは御坂妹と会話していたゾルダートとは別個体なので、会話の内容を知る由はない。 そのため、御坂妹のことをミサカではなくミサカ一〇〇三二號と呼んだ。 「…これからはミサカと呼んでください。そういえばエレクトロゾルダートはネットワークを持っていませんでしたね、とミサカは頭を抱えます」 エレクトロゾルダート達は『妹達』とは違い、情報を共有していない。 そのことをすっかり忘れていた御坂妹は表情をあまり変えずに片手で自らの額を押さえる。 「これからミサカ一〇〇三二號のことは『ミサカ』と呼ぶんだ。いいな」 「「「「「「「「「Jawohl(了解しました).」」」」」」」」」 御坂妹の傍らにいたゾルダートの言葉に対し、他のゾルダート達は異口同音に口を開いた。 しばらくしてから、御坂妹は額から手を退け、話題を先ほど中断されたものに戻す。 エレクトロゾルダートのマスターである御坂妹にとってはかなり重要な話だからだ。 「――エレクトロゾルダート…あなた達に聞きたいことがあります、とミサカは話を本題に戻します」 御坂妹はゾルダート達に問いかける。 「あなた達は、自分達がどんな存在だと思っていますか?とミサカはかねてより抱えていた疑問をぶつけます」 「我々がどんな存在か、ですか?」 御坂妹は首を縦に振り、頷く。 エレクトロゾルダートは『妹達』の在り方と似ている。 彼らを見ていると、まるで自らをただの道具としか見ていないようだった。 だから、御坂妹は彼らと出会ってから気がかりだったのだ。 エレクトロゾルダートも、自分達が『実験動物』だった頃のように、自身の命に価値を見出していないのではないか、と。 「…サーヴァントであり、ミサカのために戦う存在です」 ゾルダートの1体は淡々と答える。 確かに、それは通常のサーヴァントとしてならば当然だろう。 しかし、エレクトロゾルダート達は量産でき、多数対少数で戦うという性質上、個々の力が非常に弱い。 もし三騎士のような強大な敵を相手取る場合、多数の犠牲は免れないのだ。 それにも関わらず。 「ミサカが勝利を手にできるのならば、我々は喜んでその歯車となりましょう」 「そのために我々の命を捧げます」 「Sieg Heil!」 「ミサカに一万年の栄光を!」 ゾルダート達が口々に答える。その内容はどれも主君への忠誠を示すものばかりだ。 かつての『妹達』が殺されるために造られた存在ならば、エレクトロゾルダートは特攻するために造られた存在だろう。 やはり、彼らはあの頃の『妹達』に似ている――御坂妹は『実験』に協力していた頃の『妹達』を思い返していた。 ――俺は世界にひとりしかいないおまえを助けるためにここに立ってんだよ 無謀にも学園都市最強の『一方通行(アクセラレータ)』に挑んだお人好しの言葉が蘇る。 ――この子達は私の妹だから。ただ、それだけよ 自分のために命を捨てようとした『妹達』のオリジナルであり、困った姉の言葉を思い出す。 聖杯を巡る争いの中にいることは御坂妹も自覚している。 かつて救われた命を無駄にする気はなく、襲われれば応戦する覚悟もできている。 御坂妹には聖杯にかける願いは特にないが、強いて願いを挙げるとするなら―― ――かつて上条当麻や御坂美琴が自分達にそうしてくれたように、エレクトロゾルダート達1人1人を生命のある『個』として見ていきたいということくらいであった。 【クラス】 レプリカ 【真名】 エレクトロゾルダート@アカツキ電光戦記 【パラメータ】 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具A+ 【属性】 秩序・悪(個性の獲得によって変動する可能性有り) 【クラス別スキル】 複製:A ある存在の複製であり、量産可能であることを示すスキル。 その特性から一体あたりの現界による魔力消費は非常に軽く、Aランクならば50体で通常のサーヴァント1体分の魔力消費になる。 マスターの意思で魔力が許す限りレプリカを追加召喚し、戦わせることができる。 さらに、レプリカは量産した個体の内1体が残っている限り、消滅したことにはならない。 このスキルの効果は宝具『第三帝国の悪夢』と重複している。 【保有スキル】 無我:D クローンであるがゆえに自我が希薄で、個性がない。 それゆえに情に心を動かされにくく、あらゆる精神干渉を一定の確率で無効化する。 しかし、自我に目覚めて個性を獲得する例が報告されており、その場合このスキルは失われる。 単独行動:C- マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。ランクCならば1日程度活動可能。 しかし電光機関を使用すると、魔力を消耗するため活動可能時間は大幅に短縮される。 スキル覚醒:D 聖杯戦争の過程で新たなスキルを獲得する可能性を示すスキル。 レプリカは強い個性の目覚めにより新たなスキルを取得するかもしれない。 ただし、デメリットスキルも取得してしまう可能性もあるので注意。 【宝具】 『第三帝国の悪夢(エレクトロゾルダート)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人 秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。 ゲセルシャフトで量産され、使い捨ての兵として運用されたクローンとしての存在自体が宝具。 電光機関の命を削るという欠点を数で補うために、 ゲゼルシャフトの武装親衛隊長アドラーをオリギナールとして量産された複製體(クローン)であり、一種の特攻兵器。 マスターの意思で魔力が許す限り同等のレプリカを追加召喚することができる。 さらに倒されたレプリカ自体を媒体に新たなレプリカを召喚可能であり燃費も良い。 レプリカの各個体は同じクラスに属する独立したサーヴァントとして扱われる。 しかし、同時に現界する数が80体を超えると維持に要する魔力の都合上各個体の弱体化は免れない。 また、何らかのきっかけで精神面で強い個性に目覚める個体もおり、次のような逸話がある。 ある個体は自分達の上に立つ者がゲルマン民族でないことを疑問に思い、ゲセルシャフトを乗っ取るべく裏切った。 ある個体は、電光機関で寿命を消耗した自身と仲間の命を救うために完全教団に戦いを挑んだ。 【weapon】 電光機関 各個体が身に着けている電光被服に装着されている特殊機関。 無尽蔵に電気を生み出すことができる。 強力な電力で敵の装甲を溶かし、発生する電磁波により電子兵器を一切無効化する。 他にも高圧な電気を弾にして飛ばすなど、様々な応用が可能。 電光被服と組み合わせることでパラメータを上昇させることもできる しかし、電光機関の電気は生体エネルギー(ATP)を変換して得られるものであり、 使い続けた者は死んでしまうという欠点を持つ。 レプリカはサーヴァントであるため、生体エネルギーの代わりに魔力を消耗する。 電光被服 電光機関と組み合わせ電力を供給することで、使用者に超人的な身体能力を与える装備。 電光機関を使用している間、筋力・敏捷が1ランク上昇する。 【人物背景】 秘密結社ゲゼルシャフトの私兵。 アドラーをオリジナルとしてゲゼルシャフトが量産したクローン兵士であり、 「エレクトロゾルダート(電気の兵士)」という名前はそれら全ての個体の総称として使われている。 量産されたゾルダート達は全員電光機関を装備し、使用している。 電光機関とは本来、使用者に多大な消耗を強い、寿命を消費していく代物である。 ゾルダート達はその電光機関のリスクについて基本的に知らされておらず、戦闘時には文字通り捨て身で電光機関を行使し戦う。 その為個々の生命活動時間は非常に短いのだが、クローン技術により数で補う事でそれがカバーされている。 要するに、特攻兵器にして捨て駒の扱いである。 更に作中を見る限り、負傷し戦えなくなった個体は電光戦車の生体材料に使われているようである。 ゾルダート達に個体差は少なく、基本的には上司や組織に忠実かつ愛国心が強く、外部の人間や敵対者には排他的かつ攻撃的という共通性質を持つ。 しかし、何らかのきっかけで個性に目覚めることがあり、ストーリーにおいても作中で強い個性に目覚めて単独で行動するようになる。 此度の聖杯戦争ではマスターである御坂妹に忠誠を誓っているが…。 【サーヴァントとしての願い】 ミサカに一万年の栄光を! 【基本戦術、方針、運用法】 パラメータは全ランクEで、電光機関使用によるパ伸びしろも微妙。 それだけなら最弱間違いなしだが多数召喚による物量戦術でそれを補う。 対人宝具しか持っていないサーヴァントとは相性がいい。 しかし単独行動中に電光機関を使いすぎると自然消滅する上、自我に目覚める個体もいるので管理はきちんとしよう。 【マスター】 ミサカ10032号(御坂妹)@とある魔術の禁書目録 【マスターとしての願い】 特に願いはないが、エレクトロゾルダート達1人1人を生命を持つ『個』として見ていきたい。 【weapon】 銃器 通った場合、どんな銃を所持しているかは後の書き手の方々にお任せします。 専用のゴーグル 『欠陥電気』を制御するために周囲の電場の状態を把握しなければならないため、 能力の使用には電気力線を可視化するゴーグルを身に着ける必要がある。 【能力・技能】 『欠陥電気』 オリジナルの御坂美琴と同じく電気を操る能力だが、その強度はせいぜいレベル2~3相当。(美琴はレベル5) それでも美琴の1%にも満たないらしく、電磁力線の視認などの力もない。 動物の体表面のノミだけを殺したり、空気中の酸素をオゾンに分解し敵の酸欠を誘うといった程度には器用な使い方ができる。 またクローンである上に同じ学習を施されているため全員が全く同じ脳波と精神構造を持っており、 これを利用して電気操作能力を応用し「ミサカネットワーク」と呼ばれる独自の脳波リンクネットワークを形成している。 妹達は常にこのネットワークを通して各個体間の遠距離通信を行ったり、経験や知識を共有しているが、 偽の冬木には10032号しかいないため、ミサカネットワークは使えない。 銃器を始めとする戦闘技術 実験のために与えられた記憶と10031回に渡る一方通行との戦闘経験により、 兵器・銃火器類の扱いや体術などではオリジナルを上回っている。 実戦慣れしており、相手が素人なら集団戦でも軽くあしらってみせることが可能。 【人物背景】 御坂美琴の体細胞クローン『妹達』の内の1人。単価にして18万円。 服装は美琴と同じ常盤台中学のものを着用している。 容姿は美琴と瓜二つだが、ゴーグルを装着していること、短パンを穿いていないことでオリジナルと区別できる。 表情に乏しいが無感情ではなく、基本的に感性は美琴と同じ。 羞恥心はないに等しく、上条当麻に対してパンツを見られようが全裸を見られようが、全く表情を変えることはない。 また、脱げと言われたら公衆の面前で脱ぐこともためらわない。 一方通行(アクセラレータ)の絶対能力進化計画の最中に上条が介入し、 自分を含む約1万人の妹達の未来を救い、また自分たちを人として認めてくれた発言もあって、 上条当麻に恋愛感情を抱いており、美琴の前でそれらしい明言をしている。 参戦時期は、少なくとも上条が一方通行を倒した以降。 上条に買ってもらったネックレスの有無は通った場合、後続の方にお任せします。 『妹達』は「超能力者の量産は可能か」という命題に基づき始まった、 『量産型能力者(レディオノイズ)計画』で開発されたクローン技術から生み出された。 しかし、計画終盤の演算結果から、その実験は失敗に終わる。 その後、美琴と同じく学園都市に7人しか居ないレベル5の超能力者であり、 学園都市最強の能力者・一方通行を絶対能力(レベル6)へと至らせるための実験に使用される。 この実験によって既に00001号から10031号が一方通行に殺害されている。 しかし、その実験を知った上条当麻が一方通行を倒したことで実験は中止され、 生存することができた10032号から20000号までの9968人は、 実験の中止に伴い世界各国の研究所に「治療」のため預けられた。 【方針】 救われた命をこんなところで失いたくはない。 聖杯には興味はない。 BACK NEXT -004 前川みく&ルーザー 投下順 -002 ヒロイン&ヒーロー 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 参戦 御坂妹 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- レプリカ(エレクトロゾルダート)
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~上条家~ …今自分の目の前には二人の少女が座っている …美琴は眉間にしわを寄せて、機嫌が悪い事を隠そうともせずピリピリとした雰囲気を発っしながら俺を睨んでいるもう一人の少女…御坂妹は普段通り無表情なのだが……美琴同様にその体から醸し出す空気は凄まじく、軽く俺に逃避行動を行いさせたくなるほど視線が痛い…何故このような事になってるかというとだ…簡単に言うと俺が二股をかけてることがバレたのである…… …そして、この静寂を二人の姉妹が破る「…ねえ、当麻まさかとは思うけど…私とは遊びだったんじゃないわよね?」ズイッ「ミサカもお姉様と同意見です教えて下さい‥と、ミサカはアナタに詰め寄って質問します」ズイッ二人に俺に詰め寄り結果を求めてくる… ……あ~あ~…面倒臭くなってきたな…もういいや「…うるせえ」俺の突然の発言に二人は動きを止める「うるせえって言ってんだよお前ら…人が大人しくしてればつけあがりやがってクソガキ共が…お前ら本当に面倒臭い奴らだな…ああ、いいぜもうそういう事で…付き合ってられん…じゃあね、さよなら、バイバイ……と、いうわけでさっさと家から出てってくんない?」俺は冷たく言い放つと二人に向かい、手をシッシッと追い払うように振る ―美琴―当麻の言葉に私の体は固まり、思考回路が停止しそうなくらい私はショックを受けていた… …何で…どうして?…何で当麻は私をあんな冷たい目で見るの…? …私は…ただ…これからもずっと当麻といたいだけなのに…妹とは間違いだったと…そして私とは遊びじゃない、本気なんだって言って欲しかっただけなのに…… …痛い……痛いよぅ………心が……張り裂けそうだよぉ…「…うっ…ううっ…」 …私は抑えきれない程の悲しみを我慢できず、瞳からポロポロと涙を流してしまう… …やだ……やだよ… …当麻と……別れたくないよぉ……もう一度…あの優しい笑顔で……当麻の手で私の…頭を撫でて欲しいよぉ… …だから…当麻…別れるなんて…言わないで…お願い… ―御坂妹― …有り得ません…あの彼が……私に対してあんな冷たい視線を向けるなんて…きっと…きっと…今いる彼は彼を装った偽物に違いありません……そう…そうに決まってます!……でも…「―――と、いうわけでさっさと家から出てってくんない?」 …彼が普段喋る時にたまにする頭を掻くあの癖…… …やはり彼…なのでしょうか……? …もし…もし目の前にいる彼が本物…だったら……私は…… ……ズキン ……これは…何でしょうか……痛…い?…胸の辺りがとても痛くて…そして…とても……切ない…… …ポタッ…ポタッ …えっ?…ミサカは今…泣いている…?…彼に別れを宣告されて私は……泣いている……? …………ああ……そういうことですか……ミサカは…彼の事を泣く程想いを寄せていたのですね… ……嫌です… …こんな…こんな…辛い別れ……ミサカは… ……嫌…です「………」グスッ …あ~~たくっ…姉妹揃って泣き始めやがった…これだからガキは嫌なんだよ…面倒臭っ…俺は溜め息を吐きながら、鬱陶しいぞ的な態度をとる「…うっうっ……お願い…当麻ぁ……別れないでよぉ……」グスッグスッ「……ミサカを…ミサカを…捨てないで下さい‥と、ミサカは…ミサカは……グスッ」二人は泣きながら俺に懇願してくる… …本っ当に鬱陶しいな… ……いやまてよ…この状況…使えるな…「…分かった…別れない」俺がそう告げると二人の少女は顔を明るくする…だが、俺は間髪入れず続けて言い放つ「ただし…俺の言うことがちゃ~~んとできたら…な」この時の俺の顔はとても、下卑た笑みを浮かべていたであろう…こうして哀れな二人の少女はゲス条さんによって、堕ちていく…… ―数分後……今俺の目の前には美琴、御坂妹…同じ顔をした姉妹が服や下着を全て取り払い生まれたままの姿で立っている……姉妹共に顔を赤くし、恥ずかしそうに顔を赤くし、俯いていた……そして手で胸や股を隠さないように俺は命令してるので、胸や秘部が丸見えで俺の支配欲を満たす…羞恥に耐える二人の姿に俺は静かに興奮する「…よし、二人共とりあえずそこのベッドに寝てくれ……そうそう…よし……次は俺の目で―――」そして、俺は残酷に二人に―――「――姉妹で絡め」俺は冷たい笑みを浮かべて少女達に告げた「なっ…そんな事…できない…」「……ミサカもです‥と、ミサカはアナタに撤回を求めます…」「そっ。じゃあいいや……用はもうないからお前ら帰れ、んで、二度と家に来るるなよ」俺は唾を吐き捨てるように言い放つ…二人はしばらく黙っていたが……ぎこちなく……お互いを慰め始めた… 俺の目の前で姉妹は、ゆっくりと静かに慰め始める…美琴と御坂妹…二人はおずおずとお互い顔を近付け…そして唇を重ねる…ぴちゃ…くちゅ…姉妹のキスから漏れる音がこの静かな部屋に鳴り響く…美琴は唇を重ねながら、御坂妹の控えめな胸に手を添えて、優しくゆっくりと愛撫する…愛撫された御坂妹の口から悩ましげな吐息が、静かにもれる…御坂妹はお返しとばかりに、姉である美琴の胸に美琴同様に手を添えて、同じく優しく揉みだす…それぞれ口から甘い吐息を吐きながら…キスをしながら…お互いを慰め続ける…その光景に俺は顔を緩め口を醜く歪ませるしばらく眺めていると、御坂妹は胸を揉んでいた手を下に…美琴の秘部に移動させ…そして…姉の秘部をその白い指で弄りだした…くちゅっ…「ひぁっ…んんっ…!」美琴は軽く声を上げ、体を一瞬ビクッとさせる美琴の事などお構いなしに御坂妹は、続けて美琴の秘部を指でクチュクチュと音を鳴らしながら、責める…「んっ…ここを責められるとお姉様は中々可愛い声を上げるんですね‥と、ミサカは普段と今のお姉様のギャップにいささか驚きます」「んんっ‥‥ばかぁ……はぁっ…」美琴は御坂妹に責められながら、呟くように漏らす …だが、負けん気の強い美琴もやられっぱなしのハズもなく、負けじと御坂妹の秘部に自分にされた事を仕返す…くちゅっ…「あっ…!…んぅっ…ああっ……」突然の反撃に御坂妹は、口から嬌声を上げ、体を強ばらせるだが、御坂妹は美琴の秘部を弄る指の動きを止めない……それは美琴も同様だ…お互いはぁはぁと息を荒くしながらも、お互いの秘部を責める指の動きを止めず、両者共に責め続ける…姉妹の百合行為を鑑賞してる俺は普段とは違う興奮をしていた…… (…どれ…この姉妹にサービスしてやるか……)ことに没頭してる姉妹に俺は近づき、慰めあってる二人の手をどかし、両手を使って二人の秘部に中指を侵入させる ――ツププッ俺の指を入れた途端、二人は嬌声を上げる… ―美琴―私は妹の秘部を愛撫して、自分の快感に…本能に…従い夢中になっていると…当麻が私達に近寄ってくる…当麻は有無をいわずに、私の手をどかし…そして――ツププッ妹に弄られ、愛液でヌルヌルとと濡れ光る私の秘部に指を入れてきた…「んあっ……はぁっ…」 …当麻ぁ…大好きな当麻の指…やっぱり…当麻に苛められるこの指が一番好き…当麻は私が嬌声を上げるとあのいつもの優しい顔で私の秘部を愛し始める……「はぁはぁ……ふぁっ!」ビクン!あぁ…当麻…当麻ぁ…もっと…もっと…私を苛めて…… ―御坂妹―ミサカは普段目にすることがないお姉様の痴態を見て…恥ずかしながら興奮していた…そして、そのミサカの変態な行為を彼に見られてる……恥ずかしくて見られたくないハズなのに…それなのに…ミサカは興奮し、あそこからは愛液がとめどなく溢れてしまっていた…お姉様がミサカを責め、ミサカがお姉様を責める……ミサカはうちからでる欲望を止まられずことに没頭していました…ですが、そんなミサカ達に彼は近寄りお互いを慰めあってる手を止めてしまう… …火照った頭で何故ですか?と、思考した途端――ツププッ ――彼はミサカの秘部に指を挿入してきた「はぅっ……あぅん…」ビクンああ…彼の…彼のあの逞しい指…ミサカをその指で苛めて愛してくれる彼の指… …もっと…もっと……ミサカを…ミサカを――「はぁはぁ……んあっ…!」メチャクチャに…… …して下さい… 両手の中指を上手くピストンさせて、俺は少女達の秘部を弄る……中指を奥深くまで突き刺すと、姉妹は短い悲鳴をもらし、秘部を弄る速度を上げると…クチュクチュクチュと、卑猥な水音を姉妹達の秘部から淫靡な音が奏でられる「…お前ら姉妹揃ってなんていやらしい音をたててるんだよ…スケベなやつらだな…」ニヤニヤ俺は一旦指の動きを止め、、二人の姉妹にオヤジ丸出しの責め文句を吐く 「はぁはぁ…ち、ちがっ―――ふぁっ!」ビクンッ!美琴が反論しようとしたので、動きを止めていた指を再びピストンさせて黙らせる「何が違うって?姉妹で絡んで、俺に痴態を見られて…こんなに濡らしてるくせによお」グチュグチュ「あっあん…や…やぁっ…」「…御坂妹も姉同様に、こんなに濡らしてよぉ…ひょっとして姉妹揃って変態なんじゃねーのかwwwwww」「ミ、ミサカはそんな―――ひぁっ!」美琴と同じく口答えをしようとしたので、先程の美琴と同様に指を再始動させ、御坂妹を責める姉妹の秘部を愛撫する激しい水音と、少女達から発せられる悩ましげな嬌声と、苦しげな表情が俺の黒い欲望を満たしていく「…お前ら姉妹は変態だ…俺の目の前でレズって、そして俺に見られて、こんなに興奮して…こんなにここを濡らすんだからなぁ……この変態共がww」俺の下卑た発言に美琴は――「はぁはぁ…ち、違う―クチュクチュ!―ん、やぁっ!」ビクビク!「…美琴…だからよぉ、こんなに濡らした状態でんな事言ってもさぁ…全然信じられないんだけどwwwwww…御坂妹…お前は俺の言ってる事……正しいと思うよな?」ニヤニヤ「はぁはぁ…んっ……は、はい……ミサカは…アナタの言う通り……んんっ!…へ、変態です……で、ですから…もっと…下さい……と、ミサカは…アナタからの寵愛を欲します…」「流石御坂妹wwwwじゃあ御坂妹だけ気持ちよくしてやるからなwwww」「はぁはぁ…そ、そんなぁ……当麻ぁ……」グスッ「美琴…お前も気持ちよくして欲しかったらちゃんと言うんだ…『私のいやらしいオマ○○を気持ちよくして下さい』ってなwwww」 「……と、当麻…わ、私の…ゴニョゴニョ…下…さい…」///「はぁ?声が小さくて全然聞こえないぞ…人にお願いをする時はちゃんとハッキリ言えよ」「……わ、私の……いやらしい……オマ○○を……き…気持ちよく…して…下さい…」///カァー「ハイ良くできましたwwww…じゃあ…お前ら…一気にいくぞ…」そして、俺は二人のGスポットを激しくこすり、刺激し、二人に今まで以上の快楽を与えるグジュッグジュッグジュッグジュッ!姉妹の秘部から卑猥で甘い蜜が溢れ、指で激しく責める度にいやらしい音が奏でられ、姉妹は嬌声を上げ顔を赤く紅潮させていく「んあっ…あぁぁぁっ!当麻ぁっ!気持ちいい!気持ち良いぃぃっ!」「ミ、ミサカは!ミサカは!もうっ!…あっ、あぁぁっ!…んんんっ!!」姉妹は秘部ヒクつかせ、オーガズム直前まできて―――「オラオラッ!変態姉妹達がぁっ!さっさとみっともなくイっちまえよ!」俺は指を今まで以上にピストンする速度を最大にし、姉妹を責め――「「アァァァァァァァァァッッッッ!」」ビクビクビク!そして……二人をイカせた イッた後、二人は力なくベッドに横たわり、濡れ光る秘部をヒクつかせながら、はぁはぁと荒い息をして、呼吸を整えようとしているだが俺は休む暇を与えず、次の行動に移す為に、ベッドに横たわる二人に告げる「…姉妹揃ってなかなか良い痴態だった…だけどなぁ…自分達だけ気持ちよくなるなんて悪いと思わないか?…俺の言ってる意味―――」俺はベッドの上にいる姉妹の側まで寄り、ギチギチに硬くなっている愚息を取り出して「―――分かるよな?」 …俺は少女達をを見下ろしながら愚息を二人の眼前まで、近づけた …しばらく美琴と御坂妹…二人はしばし躊躇していたが…先に御坂妹が動き出し…俺の愚息の先っぽを舌を伸ばして舐め始める …ちゅっ…ペロペロっッそれに誘導されるように美琴も愚息に向かい舌をだし、舐め始める…同じ顔をした姉妹は言われた通りに、小さな舌でアイスキャンディを舐めるように、愚息をピチャピチャと音をたてて舐める…赤黒く、そしてグロい愚息を中学生の姉妹が、俺に捨てられたくない一心で懸命に俺を気持ち良くしようとしている …俺の命令に従順に応える姉妹のその姿に、俺は…満足気な笑みを浮かべていた 美琴は愚息の裏筋を舐めた後に、先端だけをくわえて口をすぼみ、愚息をねっとりと舐め転がすように、奉仕する御坂妹は俺の陰嚢を口に含み、優しく丁寧に舐め転がして、姉同様に一生懸命奉仕する……んっ…これは…なかなか…。 …頃合いだと思った俺は姉妹の頭を優しく撫でて、優しい笑みで、二人に囁く「…二人共…ベッドに横になるんだ……」美琴に御坂妹は言われたままに、愚息から顔を離し、ベッドに横たわる …そして「…最初は…御坂妹からな」言うないなや、俺は愚息を御坂妹の秘部に愚息をあてがい…一気に挿入したズプズプッ「んっ…あ…ぁぁぁっ!」 俺は愚息を容赦なく挿入し…そして…御坂妹の秘部は俺の愚息を全部のみ込む……御坂妹は目を瞑り悩ましげに…切なげ表情を浮かべる……だが…彼女が浮かべる顔……それはまぎれもなく……女の顔だった一方、妹に先をとられ、一人おあずけ状態の美琴は羨ましげに、妹の顔を見る「……ふぅ~~…御坂妹のはオ○○コは具合がいいな…よっと」 …そして、俺は腰を動かし御坂妹を責め始める異物を体内に深く挿入たびに御坂妹は喘ぎ、股から太ももにかけて愛液垂れてつたっていく …一人取り残された美琴の為に、俺は空いている右手を使い、美琴の秘部を弄って責める再び俺に秘部を責められ、美琴は体をビクビクと震わせて悦びの声を上げる「ぁん…んんっ……はぁはぁっ……良い…アナタの硬いのが…ミサカに―スパンッ!―はぁんっ!」ビク!「御坂妹は激しく奥まで突かれるのが大好きだもんな~~wwwwww」パンパンッ「はぁはぁ…当麻ぁ…妹だけずるいよぉ‥私も……当麻の……チン○ン欲しいよぉ」 …普段は強気で勝ち気なLV5の美琴は今ここにはいない……ここにいる美琴は俺の為に…俺の愚息が欲しいが為に甘えておねだりする…ただの…牝だ…「まあ待てよww御坂妹をイカした後に…たっぷりと可愛がってやる…良い子ならわかるよな?」「う、うん…わかった…今は当麻の指で我慢す―グチュッ!――ひあっ!」ビクン!「よーしよしよしwwwwww代わりにそれまで激しく、美琴の秘部を苛めておいてやるからなwwwwww」「はぁはぁ…うん…当麻ぁん…もっと…苛めてぇ…」そして、俺は全力でことを行い始めた愚息をフルスピードで御坂妹を秘部を責め、美琴のGスポットをねちっこく執拗に責め、姉妹を絶頂へと誘う「ハァハァハァッ!げ、限界です!と、ミサカは!ミサカはぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」パンパンッ!御坂妹は言葉にならない嬌声をあげ、俺に絶頂寸前であることを告げる「くぅ~~…俺もだ…だ、出すぞ!」パンパンッ!そして――「――――くっ!」御坂妹のヴァギナに愚息を奥まで突き立て――ドクッ!ドクッ!ドクンッ!御坂妹のヴァギナを俺の精液で満たした「あっ…ああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」 しばし間をおいて……俺は愚息を御坂妹のヴァギナから抜く。愚息を抜くとき御坂妹は一瞬体をブルッと振るわせるが、イッたばかりの為がはぁはぁと目を瞑り、荒い呼吸をして、快感の余韻に浸っている愚息を抜いた後、御坂妹のヴァギナからは俺の精液が漏れて…アナルに精液がたれていく…「はぁはぁ…ねぇ、当麻ぁ…終わったんでしょ?…早く私にもちょうだい…」指だけじゃやはり不満らしく、美琴は愚息を求めてくる…だが、流石のゲス条さんも出したばっかりじゃ、すぐには――――いや、あるか……一つだけすぐに回復する方法が……普段なら無理だが…今の美琴なら…必ずやるだろう……よし…「美琴…出したばかりだから、すぐには厳しいが……早く欲しいか?」グチュグチュ美琴の秘部を弄りながら、俺は確認をとる「はぁはぁ…うん…欲しいよぉ…当麻のチン○ンが…欲しくてたまらないよぉ…」その言葉に俺は口を歪め…そして…言い放つ「じゃあ……俺のアナルを舐めろ」 しばらく、美琴はポカンとしていたが……「や…やだぁ…当麻の事は大好きだけど…でも……でも…」「あっそう…」美琴の言葉に俺は軽く返事をして、美琴の秘部から指を離し冷たい視線を向ける「できないなら別れるだけだ…」「えっ…?…や、やだぁ!当麻と別れたくないよぉっ!」「だったら…できるだろ?本当に俺を愛しているのならな」「……」美琴は黙り、顔を俯かせている為どんな表情をしているか分からないが………イケると思ったんだがなぁ、まぁいいや……そして、ベッドから降りようと立ち上がり、美琴に背を向けた時、急に美琴が後ろから俺の腰を両手で掴んでくる「?…なんだよ美琴」「……したら…別れない?」「……お前の頑張り次第だな」「……わかった」スッ俺にそう答えると、美琴は俺の尻に顔を近づけ…「……ペロッ」俺のアナルを舐め始めた 美琴は俺の腰に手をあて、その綺麗な口で、ピンク色で可愛い舌で、俺のアナルをぎこちなくペロペロと舐め続けるペロペロ…ちゅっ…チュパ… ……うおぉぉ……これは想定外の気持ち良さだ…それだけじゃない……中学生の女の子がゲス条さんの汚いとこを健気に舐めている……なんて背徳感なんだ… …ひょっとしてゲス条さん、今までで一番興奮してるんじゃないだろうか…? …その証拠に…出したばかりの俺の愚息が……ムクムク……ビーン!…こんなにも元気に!こんなにもギンギンになっちゃってるYOーーー!!! 「はあはあ…よ、よし…もういいぞ美琴…お前の気持ち…十分に伝わった…美琴…俺もお前を愛してる」「…本当?」「ああ……だから」グイッ「あっ…」ドサッ…「俺の美琴への想いを…これで――表してやる!」ズプズプッ「ふぁんっ!」俺は美琴の秘部を愚息で一気に貫き通し、美琴の…少女の甘く、青く、柔らかい肉体を味わい始める…パンパンパンッ!愚息は一度出したばかりだとは思えない程、硬く膨張しており、その逞しい男根を俺は美琴のヴァギナを情け容赦なく、腰を振り責める愚息に責められてる美琴は、女の快楽に没頭し…俺の背中に手を回して、俺に抱かれながら嬌声を上げる「ハァハァハァッ!当麻ぁぁっ!いい!当麻のとっても気持ち良いぃよぉぉっ!」美琴はみっともないくらい、叫び、そして…喘ぐ…「ああ…俺も…美琴の具合が良くて……すっげー気持ちいい」パンパンッ!「はぁはぁ…嬉しい…当麻ぁ…私…私…当麻が気持ち良く…なってもらって……喜んでくれて…すごい嬉しい……」ギュッ …嬌声を上げながら美琴はそう囁き俺に再び抱きついてくる…すると、美琴のヴァギナは愚息を急にキュッキュッと、締め付けてくる…くっ…イッてそんな時間が経ってないというのに……これは…ヤバい…気持ち良すぎる…限界だ俺は腰を振る速度を上げ、美琴を激しく責める パンパンパンパンッ!「アァァァァァっ!当麻ぁぁっ!当麻ぁぁっ!」ビクンビクンッ!「い、いくぞ…たっぷり…中に…出してやるからな」パンパンッ!「はぁはぁっ!うんっ!当麻のっ!いっぱいっ!ちょうだいっ!!」ビクビクッ!「~~~~~っ!」そして……俺はイク寸前に愚息を美琴の奥に突き刺し―――「うっ!」ドクッ!ドクッ!―――ドクンッ!美琴のヴァギナに大量の精液をぶちまけた「あっ…アァァァァァァァァァッッッッ!!………はぁはぁ…んんっ……当麻の…とっても…熱い…」 ―数日後―ふぁぁっ…朝か…え~~と…今日は水曜日だから…御坂妹か… …あの後…俺は二人に別れない条件として、曜日によって御坂妹か、姉の美琴かを…会うか会わないかを決めていたまず、一週間前にどの曜日にしようかを自分で選び、それを二人に伝え、そして当日になったら会うようにする……と、このようにして二人を納得させた… ……しかし「…腰がもたない…」 海鮮丼、中華丼、カツ丼、牛丼、そして……姉妹丼……いや~~~丼ものには、夢があって良いね~~wwwwwwwwwwwwwwwwwwドンブリ大好きゲス条さんどS~~~wwwwwwwwwwwwww
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トントントントン グツグツグツグツ 「ん、もう朝かー」 「起きましたね、おはようございます。朝はお米でよかったですか?とミサカはもう作っちゃったけど確認を取ります」 「あー、ご飯の方がパンより好き―ッ!? ・・・じゃなくて御坂妹!?」 「はい。 アナタのスイートエンジェルミサカ10032号こと御坂妹です。」 朝起きたら上条当麻の御坂美琴のクローンである[妹達](シスターズ)の一人、御坂妹が居た。 彼女はキッチンから顔だけ出すと布団から驚いた顔を向けてくる上条をよそに部屋の中央に置かれたちゃぶ台の上へと おそらく彼女が作ったものであろう朝食をテキパキと運んだ。 メニューはご飯に味噌汁、あと焼き魚、それにたくわん。 「あ、あのこれって?」 「全てミサカが作りました、ご飯は炊飯ジャーにセットされていたので実際に調理したのは味噌汁とお魚だけです。 漬物は冷蔵庫にあったので勝手に使わせてもらいました、とミサカは手料理という武器を使って家庭的なところをアピールしてみます」 ほかほかのご飯からは湯気が出ていて、お味噌汁からは食欲をそそるいい匂いが漂ってくる、加えて焼き魚は絶妙な焼き加減であり、 朝食としての点数は上条当麻的に80点をマークした。 しかもドッキリ効果もあいまって+20点合わせて100点だ。 「俺たしか寝る前に鍵かけたよなぁ、御坂妹お前、どうやって入ったんだ?」 すると御坂妹はオレンジ色のエプロンの下に着ていたいつもの常盤台中学の制服のスカートからあるものを取り出して上条へと見せた。 ヒヨコのマスコットがついた鍵? 鍵自体はなんだか上条にも見覚えがある。 「合鍵で堂々とお邪魔しました。 まだアナタはそのとき就寝中でしたのでミサカの朝食も兼ねて2人分の朝食を作成したというわけです」 「あ、合鍵ィ!? そんなもの渡した覚えがないんですが―」 「気のせいではありませんか?とミサカは更なる追求を逃れるために甲斐甲斐しくアナタのお茶碗に山盛りのご飯をよそってみます」 「え、あ、サンキュ。 はむ、いや、えっとそのうまいなご飯、焼き魚なんて絶品だぞ、えっと何の話だっけ?あれ?」 上条に背を向けて見えないところで御坂妹は小さくガッツポーズをしていた。 上条はといえば起きたら朝食ができている幸せにすっかり呑み込まれていて御坂妹がなんで合鍵を持っているのかなんてことは 焼き魚を食べている間にどっかにいってしまった。 それからしばらく上条は御坂妹が用意した朝食を堪能し最後にずずーと味噌汁を飲み箸を置いた。 「ふー食った食った。 ご馳走様でしたっとな、いやぁー御坂妹は料理できるんだな、意外って言えば意外だったぜ」 すっかり満腹になって機嫌もよくなった上条はだらしなくゴロンと横になると幸せそうな顔で脱力した。 「満足してもらえたようでミサカとしても満足です。 お望みならば毎日でも作りに来ますよ、とミサカはさりげなくアタックしてみます」 「毎日・・・それは非常に魅力的な言葉ですなぁ、御坂妹はいい嫁さんになれるぞと思うぞー」 「アナタの発言はたまにどこまで本気なのかわかりませんね、その発言が100%本気なのならミサカには異存は無いのですが この場合は多分社交辞令で言っていると思うので素直にありがとうございますと謙遜しつつ答えます」 そして御坂妹は上条が使った食器を持って再びキッチンへと姿を消した。 どうやら洗い物までしてくれるようだ。 あまりにも至れり尽くせりな環境に上条当麻はとても幸せだった。
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上条「はぁ~、まさか今年こそは…一人で過ごさないで済むと思ったのにな……」土御門「かみやんだけ一人リア充になろうなんて神様は許してくれないぜよ」ニヤニヤ青髪「そうやで、僕ら3人は抜け駆けとかなしって決めたやないのー」上条「んなもん決めた覚えもないわ!」そう、今年こそは12月24日、つまりクリスマスイブを一人で過ごすことはないと意気込んでいたわけでそれもそのはず、今年は「居候」いや「食客?」…これでもないな……「穀つぶし」これだ!穀つぶしのインデックスが居るから彼女とはいわなくても寂しい、寂しいクリスマスを過ごさないで済むと思っていたのに…急に用事が出来たとかでイギリスに帰っちゃうなんて…青髪「そうはいっても男3人で、こうクリスマス一色に染まった街を歩くのもむなしいもんやなぁ~」土御門「くふふふ」上条「ど、どうした、土御門?気持ち悪い笑い方して…」ビクッ土御門「な~に、ちょっとにゃ、くふふふ」青髪「ま、まさか…!?」土御門「そのまさかぜよ」ニヤリッ上条「土御門!お前裏切るのか!!」 土御門「今年は舞夏がうちにくるんだにゃ~」上条・青髪「はぁ?」土御門「うらやましいかにゃ~、ほらうらやましがってもいいんだにゃ!」上条「はぁ~うらやましがるもなにも…」青髪「妹やないか、そないなもんより…」上条・青髪「彼女が欲しい!!!」土御門「き、急にハモるとびっくりするぜよ…」上条「まぁ、そこまでは言わないけど…」青髪「せめて、今日、今夜ずっと一緒にいてくれる女の子の知り合いくらいは欲しい…」上条「よな…」上条・青髪「はぁぁ~」 -「ったく、街中で大声でそんな事いってて恥ずかしくないの?」 上条「ん?」御坂「男が三人も揃ってて…か、彼女が欲しいとか…は、恥ずかしいったらありゃしないわ…」青髪「あれ、かみやんの知り合いの常盤台の子?」御坂妹「ミサカは常盤台に通っていませんがとミサカは間髪いれず突っ込みます」青髪「あれ?双子…?」御坂「ああ、この子はね」御坂妹「ミサカはお姉さまの妹です」青髪「へぇ~こないに似た姉妹なんているんやなぁ~まるで双子…」御坂「べ、別に姉妹なんだから似てたっていいとおもうんだけど」アセアセ青髪「悪いとはいわへんけど、それよりもなにかな?かみやんのお知り合いの御坂姉妹が今夜の寂しいボクタチのお相手してくれるん?」御坂「ば、バカなこと言わないでよ!な、なんで私がこ、こんなのと!」ビシッ上条「おい、なぜ俺を指差す」土御門「くふふふふ」上条「おい土御門、貴様は何故笑う」青髪「なんや、やっぱりかみやんに気ぃーでもあるんかいな」 御坂「べ、別にそんなんじゃないわよ!!」バチバチ上条「おわっ!?」土御門「くふふふふ」上条「こいつ…」土御門「えっと常盤台の超電磁砲の御坂さんだっけ?」御坂「え?あっ、はい…えっと?」土御門「いつも舞夏がお世話になってるようで」御坂「あっ、土御門……って!?」土御門「いつも舞夏から聞いてるにゃー、……色々と」チラッ上条「ん、なんだ?」御坂「その…///」御坂妹「お姉さま顔が赤いですよとミサカは身体的異常がないか問いかけます」御坂「べ、別になんでもないわよ!」上条「ところで、ビリビリもしかしてもお前たちも寂しい今日という日をおくっているのか?」御坂「ビリビリゆーなっていってんでしょ、いつも!!!!」ビリビリ キュイーン上条「あぶねぇ~」御坂「はぁはぁはぁはぁ」青髪「か、かみやんの友達はこ、こわい子がいるみたいや…ね…」アセアセ御坂妹「ミサカとお姉さまは買い物で一緒にここを通っただけですと、ミサカは興奮状態のお姉さまに変わって説明します」上条「買い物?」御坂「はぁはぁはぁ…はぁ~…すぅぅう、ちょっとね今日、寮でクリスマスイベントをやろうってことになって買出しに」上条「へぇ?それで」御坂「それで、プレゼント交換をやるんだけど…その…」上条「お嬢様学校なのに普通なこともやるんだな」御坂「…なんというか私のイメージ的に変なもの送れないわけじゃない?」上条「えっと…」あぁ、白井のようなね……御坂「だから、何か服でも買っていこうかなとおもって…」上条「ふぅ~ん、色々大変みたいだな…」 御坂妹「それにミサカはつき合わされているというわけです」上条「ん~服買うくらいなら一人でもいいだろうに」御坂「いや、やっぱり誰かが着てるの見たほうが早いじゃないの?」上条「そりゃな、だったら白井とかでも連れてくれば喜んだんじゃないの?」御坂「黒子をつれてきてでもしたら…ぜぇえええええったいあの子私のプレゼント記憶して…」ゾクゾクッ上条「ん?」御坂「それこそ、あの子が選んだ得体のしれないなにかと強制的に交換しようとするとおもうのよ…」ゾクゾクッ御坂妹「まぁそんなこんなでミサカに白羽の矢がたったというわけですと、ミサカは少々呆れ顔で答えます」上条「まぁ、色々あるんだな…お嬢様学校にも……」御坂「そう、色々あるのよ」御坂妹「お姉さま、お時間は大丈夫ですか?とミサカは時計を指差し問いかけます」御坂「あっ、いけない!もうこんな時間」スタタタタッ上条「さてと、俺達も寂しい夜に耐えるためにどこかで飯でもくうか」土御門「それなんだけどにゃ、ごめん」 青髪「まさか、僕らの友情より妹を選ぶとかいわへんよな?」土御門「ごめん!その通りだにゃー」スタタタタタッ上条・青髪「……裏切り者!!!!」上条・青髪「はぁはぁはぁはぁ」青髪「かみやん、こないな時はナンパ!なんぱや!」上条「な、ナンパだぁ!?」青髪「そうや、この世には男の数とほぼ同じ数の女がいるんや!ということは…」青髪「今、僕らみたいに寂しそうにしてる女の人もいるってことや!」上条「」青髪「きっとそうにきまってる!」上条「あ、あのな…」青髪「あっ!あの子めっちゃかわいかったで!ほなちょっといってくる!」スタタタタタッ上条「お、おい!やめろ!傷が広がるだけだぞ!!!」 ☆ミ キラーン上条「無茶しやがって…」上条「さてと一人になったし帰るか……はぁせめて一緒にいてくれる子が欲しい…」ボソッ御坂妹「…」ジィー上条「おわっ!?」御坂妹「…」ジィー上条「ど、どうした、御坂と一緒にいかなかったのか?」ドキドキまさか、人が隣にいるだなんて思っても居なかったから焦ったぞ御坂妹「ミサカは常盤台中学の生徒ではありませんので」上条「そ、そうだったな」御坂妹「ところで」上条「ど、どうかしたか?」御坂妹「誰か一緒にいて欲しいといっていましたがとミサカは問いかけます」上条「あぁ…」やっぱり聞かれてたよな… 三人の時はまぁアイツらのせいにすりゃいいにしても一人のときだと…は、恥ずかしいものが……上条「今のは、わすれてくd…御坂妹「それはミサカでも出来ますか?」上条「はぃい?」御坂妹「いつぞやのお礼をミサカはしていませんでしたので、貴方が困っているようでしたらその恩返しにとミサカは答えます」上条「えっと、つまりどういうこと?」御坂妹「ミサカが今夜、上条当麻と一緒にすごしましょうか?と聞いているのですがとミサカは少々理解力の悪さにあきれ気味です」上条「えっ?えっ?」御坂妹「ミサカでは役不足でしょうが、ほら手ごろな物件ですよおにいさんとミサカのアピールタイム」上条「え?いいの?」御坂妹「はい、ミサカは特にこの後、用事もありませんので」 kneg?マジデスカ?上条さん今日、クリスマスイブを一緒にすごしてくれる子ができちゃいましたよ?上条「明日死ぬんですか?いやいや今日死ぬんではないでせうか?」ブツブツ 御坂妹「先ほどから何ぶつぶつといっているのでしょうか?とミサカは問いかけます」上条「え、声にでてた…?」御坂妹「死ぬとか死なないとかいってましたが、とミサカは少々無視されて不機嫌になっています」上条「いやいやいや無視してたとかじゃなくて…」御坂妹「それでミサカはどうすればいいのですか?」上条「そ、それじゃ……今日一緒にすごしてくれませんか?」御坂妹「はい、とミサカは快く返事します」上条「あ、ありがとう…」これ、死ぬな…俺、一生分の運使い切ったな……上条「はぁ~不幸だ…」御坂妹「ミサカと過ごすのがそんなに不幸なのですかとミサカはショックをうけます…」上条「ち、違います、違います」だぁあああ、もうネガティブに考えるのはよそう!今日くらいはリア充になってもいいよな!お前ら! ☆ミ「あはははははははは、Mogero!」上条「そ、それじゃいこうか」 テクテクリア充への階段を上り始めたのはいいけど…御坂妹「…」あくまで御坂妹はお礼で付き合ってくれてるだけであって、俺に好意があると勘違いしてはダメだよな…つまり、紳士的な態度で接しないといけないわけで…御坂妹「どうかしましたか?また黙ってしまってますがとミサカはつまらなそうな顔をします」上条「あっ、うっ…」お礼とは言えども、やはり今日の目的を考えると…意識して……しまって上条「///」御坂妹「とおもったら今度は顔が赤く…具合が悪いのではありませんか?ととミサカは手を胸に当てて」ムニュッな、なんですとぉぉっぉ!?上条「み、ミサカさん!?」(声裏返り)御坂妹「大丈夫、ミサカは生体電気の流れから貴方の健康状態を調べますとミサカは説明します」 -「うわ、みてみて」「ダイタ~ん♪」「街中であれかよ、見せ付けてくれるな畜生!」 上条「ミサカさん、あ、あの…ま、まわりに見られているんですが…///」アセアセや、やわらけぇぇえ…御坂妹「若干心拍数が高いようですが、とくに問題はないようですね」パッ上条「…ホッ」な、ナイスなイベントでしたけど、流石に街中で堂々とは上条さんにはレベルが高すぎますよ上条「あ、あのな、御坂妹」御坂妹「別なところに問題でも?」上条「お、女の子がそ、そのだね…」御坂妹「はい?」上条「む、無闇にむ、胸とか…、あっ、胸に限らなくても身体を男にさ、触らせるのはあまりよくないとおもうんですけど…」御坂妹「ミサカは気にしていませんが?あぁ、そういうえばそのような学習もミサカは現在うけています」上条「だ、だから…」御坂妹「えーっとミサカが習ったこういうときの対処方は…」上条「つ、次から気をつけてくださいね…」ドキドキ 判ってくれればいいんですけどね…御坂妹「…」スゥゥゥ上条「ん?」御坂妹「キャァァァァァァー」上条「い!?」「なんだ?なんだ?」「痴漢か?おい誰かジャッジメント呼べよ!」御坂妹「こんな感じで対処すればよろしいのでしょうか?とミサカは復習をかねて実践してみました」上条「」ガシッ御坂妹「?」スタタタタタタッ ……… …… …上条「はぁはぁはぁはぁはぁ…」 御坂妹「突然走り出した理由をミサカに聞かせていただけませんか?」上条「あ、あのなぁ…」御坂妹「ミサカはあの時、腕をつかんで走り出されたときの対処は学んでいません」上条「そ、そうですか…」わ、悪気があったわけじゃないんだよな…しらなかっただけ、そうだよな…こいつら…チラッ御坂妹「??」上条「と、とりあえず…走ってお腹が減ったから、どこかで何か食べようか」御坂妹「お腹をすかせるために走ったわけですか、なるほどとミサカは納得します」そういうわけじゃないんだけどな…もしあの場に残っていてでもしたら…上条「…」ゾクゾクッ御坂妹「やはりどこか具合が…」上条「だ、だいじょうぶだ…は、はっ、はっくしゅん」 御坂妹「やはり、どこか具合でもとミサカは心配そうに覗き込みます」上条「大丈夫、走ったから急に身体が…汗かいて…って…はっーっくしゅん」御坂妹「ミサカは先ほど注意されたことに逆らいます」ぎゅっ上条「はぃぃ?」御坂妹「先ほど無闇に身体を触らせるものじゃないといっていましたが、この場合緊急事態ですとミサカは行動の正当性をうったえます」御坂妹「こうお互いくっついていれば身体が温まりますとミサカは補足説明します」上条「そ、そりゃ…温かいけどさ…///」こう無邪気なのも、彼女いない暦=年齢の上条さんにはきびしいものがでも…腕に感触が……ほにょ~ん上条「///」御坂妹「それで、どこで何を食べる予定なのでしょうか?とミサカは期待で胸がいっぱいです」上条「む、胸ェ!?」御坂妹「はい、ミサカはとても期待しています」 上条「あぁ、そっちの胸ですか」ホッ御坂妹「ミサカは出来ればジャンクフードではなく温かいものが食べたいのですがとちょっとハードルを高めに設定してみます」上条「そうだな、せっかくのイブだし…って!」しまった!土御門にたかるつもりで財布の中、殆どないんだった…こんな時間じゃATMも時間外手数料かかるし…どうすれば…上条「そ、そうだ、うちで俺が手料理をご馳走するってのはどうでせうか?」アセアセなにいってるんだよ!俺!流石にこれじゃ御坂妹もドン引きだろうに!!!御坂妹「手料理ですか?」上条「は、はい…」御坂妹「是非お願いします!とミサカは興奮気味に返事をします」上条「は、はい…やっぱりだめですよn…って、え?いいの?」御坂妹「そうと決まれば早くいきましょう!ミサカは興奮を抑えることができないようです」フンフンッなんだかしらないけど、手料理でいいみたいだな…上条「そ、それじゃいこうか」 -上条当麻の部屋-ガチャッ上条「ただいま」パチッ御坂妹「おじゃまします」上条「流石に部屋の中とはいえ寒いな…」御坂妹「それではミサカが…」ピタッ上条「だ、大丈夫、暖房つけるから///」アセアセ御坂妹「そうですか…とミサカは少々暖房に仕事を奪われ悲しくなります」ポツリッ上条「ん?なんかいった?」御坂妹「別にミサカはなにも」上条「そっか?ならいいんだけど……そうだ先に謝っておくな」上条「期待させちゃったようだけど、そんなに手の込んだ料理はつくれないからな」御坂妹「別にそういうものをミサカは期待しているわけでは…」 上条「それじゃリクエストとかあるか?」御坂妹「ただ、ちょっとミサカは家庭の味というものが味わいたいと思っただけです」上条「うーん、家庭の味か…」御坂妹「抽象的すぎるでしょうか?とミサカは具体的に何が食べたいと言うべきだったと後悔します」上条「いや、まぁ…うん、日本人の家庭の味だとクリスマスらしくはないけど、やれるだけやってみますか」そうだよな、こいつ…上条「ちょっと一人じゃ大変そうだから御坂妹も手伝ってくれると助かるんだけど?」御坂妹「ミサカがですか?と少々驚きます」上条「はい、ミサカがですと上条は返します」御坂妹「」やべ、はずしたかな…御坂妹「クスッ」おっ?よっしゃ!御坂妹「それじゃミサカは何をお手伝いすればよろしいでしょうか?」上条「そうだな、それじゃ――――」 上条「そうそう、ジャガイモはそんな風に」御坂妹「こうですか?とミサカは初めてのことで少々戸惑います」上条「はじめてなら上出来じゃないかな」御坂妹「ミサカはハンバーガーの注文の仕方から、お姉さまが横向いてるときにアイスを盗み食いするテクニックまで習得済みです」上条「…それ今何か役に立ってるのか?」御坂妹「いえ、別に役に立っていませんとミサカは自己の優秀性をアピールしたいだけです」上条「ったくお前は」御坂妹「そういえばミサカは先ほどから気になってはいたのですが、1つ質問してもよろしいですか?」上条「ん?料理のことか?」御坂妹「その、昼間も今日は一人きりのようなことをいっていたをミサカは記憶しているのですが」キョロキョロ上条「あぁ、インデックスなら出かけているよ」御坂妹「なるほど、つまり今はミサカと二人きりなのですね」上条「そ、そうなるな…」ぐあぁあああ!あまり意識しないようにがんばっていたのに!上条さんはこれでも男の子なのですよ?変に意識させないでください!! 御坂妹「…」上条「…」この間なに…?上条「あっはははは、大丈夫上条さんはこれでも自称紳士ですから何かしたりはしません!」はぁ~言っててむなしくなる…だけど今の空気耐えられないし…上条「はぁ…」御坂妹「―カじゃダメですか?」ボソッ上条「えーっと?」御坂妹「なんでもありませんとミサカはもくもくと作業を続けます」上条「よし、次は―――」気のせいだよな?うんきっと気のせいだ今日はせっかく御坂妹が寂しい俺のために、ここに来てくれているんだし楽しまないとな上条「ちょっとそれは切りすぎだな、貸してみて」 上条「まさか、イブのこの日にこういう普通の晩飯になるなんて…」御坂妹「完成ですとミサカはさも自分ですべて作ったかのように言います」エッヘン上条「まぁ…」御坂妹も満足してるみたいだし、これはこれでいいのかな?それにしても…チラッ御坂妹「やはり、味噌汁は具沢山がミサカの好みですね」くぅー!この俺の部屋で女の子のエプロン姿とか、上条さんはもう感動で涙が止まりません御坂妹「そんなにミサカの料理に感動しないでもいいですよとミサカは調子にのってこたえます」上条「あっ、いやその…っていうかほとんど俺がつくったもんだろ!!!」御坂妹「そのまま突込みがなければ、ミサカの手柄にしようとおもったのですが」上条「まぁ、電子レンジが調子悪いなかお前がこれを暖めてくれたから早くおわったんだけど…」御坂妹「そうでしょう?ミサカはとても家庭的でできる女なのですとミサカは踏ん反りかえってみます」上条「…あっはは………」御坂妹「そろそろ食べませんか?ミサカは冷める前に食べたいのですが」 御坂妹「…」モグモグ上条「そういや、冷蔵庫に…」御坂妹「?」上条「ケーキを買っておいたの忘れてたわ」御坂妹「ほほぅ、ケーキですかとミサカは思いがけないすいーつの登場に喜びを隠せません」上条「ケーキっつってもショートケーキ一人分しかないんだけどなって御坂妹って甘い物好きなのか?」御坂妹「べ、別に好きというわけではありませんが、とミサカは少々しどろもどろに答えます」わかりやすいな、こいつ…まぁ、言動は変わってるけど女の子だし甘いものが好きなのは当然って言えば当然だよな上条「よかったら喰うか?」御坂妹「え?いいのでしょうか、一人分しかないと先ほど…とミサカは先ほど聞いたはずですが」上条「ん~、まぁ俺それほど好きってわけじゃなくて、今日だから一応食べておこうかな程度だから」御坂妹「でしたら、尚の事食べた方が」上条「それなら…よし!はんぶんこしようか」御坂妹「はんぶんこ?あぁ、半分ずつ食べるといことですね、ミサカは聞きなれない言葉も自慢の応用力で理解します」 上条「そ、そーかそれはすごいな…」御坂妹「別にほめたければほめてもいいのですよ?とミサカは鼻高々に言います」上条「ったく」 ……… …… …上条「このくらいか?」御坂妹「いえ、後5グラムほどミサカの方が少ないと思います」上条「細かいな…」御坂妹「半分と言われた以上、その指示を忠実に実行するのがミサカのポリシーです」上条「それじゃこのくらい?」御坂妹「右手と左手で重さを計測…完了、確かに均等に分けられました、が」チラッ上条「ん?あっイチゴか…」御坂妹「それも包丁を使い均等に…」上条「よけておいたイチゴは…」ヒョイッ 御坂妹「それではミサカの方が多くなってしまいますとミサカはイチゴも均等に分けるべきだと思います」上条「んなの気にしないでいいんだよ、こういう時は女の子が取ればいいんだよ」御坂妹「女の子…」上条「そうじゃなくてもインデックスだったら迷わず…」上条(裏声)「とーまぁ?そのイチゴは私にあげてもいいとおもうんだよ?」上条(裏声)「いつも心も身体も服装も純白な私にこそ、そのショートケーキのてっぺんのイチゴはふさわしいと思うんだけど」上条「まぁ、こんな感じで無茶苦茶な事を言いながら結局イチゴでは飽き足らず、俺の分のケーキそのものを奪っていくけどな」御坂妹「女の子はこういう時そういう行動をとるものなのですか、とミサカ少々自分の勉強不足だった事を反省します」上条「いや、今のは悪い例で…」御坂妹「ふむふむ、ミサカはもう少し女の子について勉強する必要がありそうです」上条「あの~ミサカさ~ん聞いていますか~?もしも~し?」 ……… …… …上条「これ結構いけるな」 御坂妹「このクリームは素材本来の良さを引き出す為に―――」御坂妹「そう、この甘さは―――を使い――――」上条「な、なんだなんだ?」なんかスイッチ入った?え? ―中略―御坂妹「このパティシエに見えないながらもグッジョブですとミサカは惜しみない賞賛を送ります」上条「…」ポカーン御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうに上条当麻の顔をのぞき込みます」上条「…」ポカーン御坂妹「…?あっ頬にクリームが……この傑作ひとかけらたりとも無駄にすることは悪だとミサカは考えます」御坂妹「ですので」ペロッ上条「!?」御坂妹「ミサカ、頬についたクリームも美味しく頂く事にします」上条「な、なにを…!?」 御坂妹「何の事ですか?とミサカはあやふやな質問に質問で返します」上条「今、ぺろっと…あれ…えええ?///」御坂妹「あぁ、頬の事ですね?それでしたらミサカはもったいないので舐め取らせていただきましたが」上条「な、舐め!?」御坂妹「貴方の分なのはわかっていましたが、気がついていない様子でしたので、ミサカはただ御馳走様と簡潔に述べます」落ち着け、落ち着くんだ上条当麻…御坂妹は判っていないだけなんだ、そう…今のがどういう行為かを……ど、どういう行為か………頬を舌が……き、きききききき…キス…じゃないぞ、ただクリームを食べようとしただけで……上条「///」ボンッ御坂妹「また、顔が赤く…」上条「///」御坂妹「やはりここはもう一度ミサカが…」上条「だ、だだだだ大丈夫、大丈夫です、はい」御坂妹「今度は言語が?とミサカは心配そうに貴方を見つめます」 上条「あの…ミサカさ…ん?///」アセアセ御坂妹「…」ジィー上条「…」ゴクリッ携帯「♪~、♪~」上条「で、電話だな…」アセアセた、助かったぁ~ pi上条「もしもし」携帯「かみやん、聞いてや!」上条「ん、なにがだよ、いきなり」携帯「今も共に寂しい思いしているかみやんなら僕の気持ちわかってくれるとおもってんやけど」上条「余計なお世話だ」携帯「僕とかみやんの仲やないのぉ~」上条「わかったわかった、で用件は何だよ」携帯「かみやん、なんか冷たいなぁ~、僕しょんぼりやわ」うぜぇ…… 上条「だから、用件はなんだってきいているんだよ!」携帯「そやったな、さっきほらかみやんと二人でいたとき可愛い子おったやろ?」上条「あぁ、それで」携帯「そんで、その子に声かけたんやけど…」上条「どうせ振られたんだろ?」携帯「いや、振られてへんけど?」上条「」ブチッ御坂妹「?」携帯「あれ、かみやんなんか切れた音がしたんやけど?」上条「き、切れてないよ…」プルプル自慢話されたらそりゃ切れるだろうがぁあああああああ携帯「そんでな、今からおけきてるんやけど…ほらこういう時って男がださないとあかんとおもうやろ?」上条「はい、はい、そうですね」めんどくせぇ……上条「自慢話はまだ続きますか~?そろそろ終わってくれると上条さんは嬉しいんですけどねぇ~」 携帯「まってや、話はここからだから!」上条「わたくしにはもう話すことはございませんが」携帯「だからな、その…か、金をかしてくれんかなぁ~って、な?」上条「…ほかをあたれ、じゃ~な」携帯「ちょ、ちょってまって、かm」プチッあの野郎、自分だけいい思いしていて、しかもその対価を俺からかりようだとぉぉぉ?こっちは一人でさびしいおもいを…って御坂妹「何か緊急事態ですか?とミサカは電話の内容が気になります」一人じゃなかった……御坂妹と一緒だった……っていってもコイツは感謝の気持ちから今日つきあってくれてるだけなんだしなぁ…上条「はぁ~」御坂妹「ミサカには話せないことでしょうか?とミサカは少々残念そうにいいます」上条「あっ…いや、そういんじゃなくて…」御坂妹「?」 上条「ほら、外で会ったとき…髪の青いヤツいたろ?」御坂妹「そういえばいたかもしれませんとミサカは興味がないのであまり覚えていません」上条「そ、そう…」まぁ、こういうヤツだよな……御坂妹「その髪の青いヤツという人がどうかしましたか?」髪の青いヤツというひと……上条「まぁいいや、それでそいつがさ金が足りないから貸してくれないかとかいってきたから」御坂妹「金の無心ですか…それは貴方にはどうにも出来そうにありませんねとミサカは財政事情を把握したような口ぶりでいいます」上条「……」おいおい、俺が貧乏ってこいつらまで知ってくるらいメジャーなことなのかよ!!上条「はぁ~」不幸だ……御坂妹「ため息をつくほど逼迫した財政事情なのですかとミサカは少々軽々しくいったことを反省します」次は年下に同情されてしまいましたよ…上条「そ、そうなんだけど…ってそういうことじゃなくて!」 上条「その金が足りない理由が、ナンパしてかっこつけて金が足りないと来たから流石の上条さんも堪忍袋の緒がブチッとですね」クドクド御坂妹「ナンパ、暴風雨なので船が座礁すること」上条「そのナンパじゃなくて…」御坂妹「異性を声をかけて誘うこと」上条「それそれ!」御坂妹「なるほど、ではミサカは今日ナンパされてここにきたということになりますね」シレッ上条「!?」御坂妹「そうですね、異性を誘うのに借りたお金というのは少々男性としてはなさけないことだとミサカが学習した記憶にあります」上条「で、ですよねぇ」ど、どんな学習してるんだよ!おい学園都市!!!御坂妹「でも、ミサカお金に釣られたわけでもありませんし、この場合は上条当麻は適切なナンパであるとミサカは判断します」上条「ど、どぉーも…」ペコペコ適切なナンパってなんだ?っていうか俺がしたことナンパにあたるのか?上条「ちょ、ちょっとまて今日は確かに俺が御坂妹に声をかけたけど、そ、そういうつもりではなくてだな…」アセアセ御坂妹「?」 そんな無垢な顔でこっちをみないでください嘘です嘘です、少し期待しました!ごめんなさいorz上条「な、なんていうか…」ヨロッガシャンッ上条「あっ…」ベチョッ御坂妹「あっ」上条「ご、ごめん!すぐ拭くものとってくるから」 ……… …… …ゴシゴシッ御坂妹「…」ゴシゴシッお、落ちないな… ゴシゴシッ上条「あ、あれ…」アセアセ御坂妹「こうなったら洗濯でもしないと落ちないとミサカは告げます」上条「そ、そうだよな…」はぁ~これでクリーニング代○○○○円さようなら~上条「…ちょっとまってな、クリーニング代とってくるか…ら……」御坂妹「? そこにあるのは洗濯機ではないのでしょうか?とミサカは指を指してます」上条「せ、洗濯機ですけど?」御坂妹「でしたらそこで洗えば済むのではとミサカは完結にこたえます」上条「そ、そりゃそうだけどさ、そんな上等な生地の制服なんて洗濯機で洗ったことがないし…」御坂妹「それでしたら…」ピピピッ御坂妹「あとは液体洗剤と柔軟材……ありますね、あと洗濯ネットがあれば大丈夫です」上条「洗濯ネットならそこに干してあるけど…」御坂妹「でしたら、クリーニングに出さずにここで洗えばいいとミサカは思います」 上条「でも、着替えとか…」御坂妹「着替え?ああ、そうでした外では裸または下着姿になってはいけないのですねと、ミサカは思い出します」上条「は、裸!?」御坂妹「それでしたら、そのシャツを貸してはいただけませんか?とシャツを指差します」上条「俺のシャツ?」御坂妹「サイズはミサカよりも大きいですし十分だとミサカは判断します」上条「お、俺のシャツを御坂妹が着る??」女の子が素肌に俺のワイシャツ…だ……と…さ、最高だ…で、でも上条さんそんな事されたら理性が…上条「いやでも、そんな幻想はこの右手でぶち壊せば…」ブツブツ御坂妹「とりあえず着替えますのでシャツを貸してください、そしてここから出ていただけると幸いですとミサカは伝えます」上条「え、あ?」御坂妹「お借りします、では」バタンッ上条「」 -晩御飯の後片付け中-ガチャガチャ上条「…」ゴシゴシおかしな流れになってないか…?キュッキュッキュはじめから整理してみるぞ、彼女なしx3で暇をもてあまして街にでたそこでビリビリ達と会う、ここまでは普段どおり?だ土御門とビリビリが自分の用事で帰る、そして暴走した青髪がナンパに出かける取り残された俺が呟いた言葉に反応して御坂妹が今日付き合ってくれた、いやくれているまぁここまでは至って普通のことなんだけど…なんで、なんで……御坂妹「ついでにシャワーをお借りしましたミサカはさっぱりした顔でいいます」ホカホカ何でこんなイベントがおきちゃってるんでしょうかぁ!?御坂妹「制服はどこに干せばいいでしょうか?とミサカは尋ねます」 上条「しかも…」チラッ御坂妹「どこに干せばいいのでしょうか?とミサカは再度尋ねます」な、なんでスカートまで脱いでるんですかい!?御坂妹「ん?ミサカの足が気になりますか」上条「べ、べべべべべべべつに、そんなめっそうもない」ブルブル上条当麻落ち着け、アレは母さんの足、母さんの生足、そうだそう考えれば…チラッ御坂妹「そんなに見たいのでしたら、正面からじっと見ればいいのにとミサカは呟きます」上条「///」ボンッ御坂妹「それでどこに干せばいいのでしょうか?とミサカは三度目の正直で聞きます」上条「///」御坂妹「もうミサカの判断で干させていただきますね…」スタスタスタッ上条「はぁ~///」調子がが狂う……… 御坂妹「勝手に干させてもらいましたとミサカは事後報告をします」上条「そ、そっか…それにしても制服が乾くまでその格好って寒くないのか///」御坂妹「ミサカはまだシャワーを浴びて間もないので体温はむしろ高いといえます」上条「そ、そうか…ってそうじゃなくて!!///」御坂妹「それに貴方も顔が赤くなっていますしもしかしたらこの部屋の温度が高いのでは?とミサカは暖房の効きすぎを疑います」上条「いやぁ~そういえばなんだか暑いな」パタパタッ御坂妹「ここは家主様もシャワーを浴びてさっぱりしたらどうでしょうか、ミサカは提案します」上条「そ、そうだな、それじゃお言葉に甘えて…」テクテクテク上条「ってコラ…」御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうな顔をします」キョトン上条「そうじゃなくて…だから……」御坂妹「ヘクチッ」上条「あっ、ホラ寒いんじゃないか?その格好」御坂妹「そろそろ火照りもおさまってきて寒さを感じるようになってきましたとミサカは鼻をすすります」ズズズ 上条「ったく、着るものなんでもいいか?」ゴソゴソ上条「ん?」クルッ御坂妹「うんしょ…とミサカは声をだし布団にもぐります…」上条「なにやってんの…」御坂妹「目の前にベッドがあったのでミサカはそこで暖をとることにしました」上条「…」御坂妹「ミサカは布団の温かさに感動を覚えます」上条「…さいですか」御坂妹「そのせいかミサカは少々眠気が……」カクッ上条「おいおい、そこで寝るなよ…って」御坂妹「すぅ~すぅ~」上条「……しゃぁないな」バサッ 上条「首までしっかり布団被っとけって」男の家だってのに、無防備な姿しちゃってくれて…おかげで上条さんの息子が絶賛覚醒中でございますよ……トホホ…上条「変な気分になる前に、シャワーで頭冷してくるか…」スタスタスタッ、バタンッ ……… …… …上条「ふぅ~、さっぱりした」さて、御坂妹には悪いけど起きてもらわないとな上条「おーい、起きてくれないか?おーい」御坂妹「うーん…」上条「おーい、御坂妹起きろー」御坂妹「ん~、あ、おはようございますとミサカは挨拶します」上条「おはようじゃねーよ、ったく」 御坂妹「そうでした、こんばんはでしたねとミサカは慌てて言い直します」上条「そうじゃなくて、お前、帰らないと不味いだろ、どうする?服」御坂妹「帰る?」上条「ここに泊まっていくわけにもいかないだろ?お前だって帰る必要があるんだし」上条「とりあえず、俺のズボンとシャツとコートでいいか?」上条「服は乾いたらあとで御坂にでも渡しておけばいいだろ?」御坂妹「あの、ちょっと聞きたい事がありますとミサカじゃ尋ねます」上条「この際、男物で我慢してくれよな」御坂妹「そうではなくて!とミサカはちょっと強い口調で言い直します」上条「な、なんだよ…」御坂妹「ミサカは、『今夜』一緒に過ごしましょうか?と言ったつもりですが…と再度確認をします」上条「えーっと確かにそんなこといったっけ、ありがとな、今夜は楽しかったよ」御坂妹「楽しかったのでしたら、ミサカも良かったと思えるのですが」上条「ってことで」御坂妹「まだ夜です、ですので『今夜』は終わっていないとミサカは判断します」 上条「…え、えっと……」御坂妹「ミサカはまだ帰るつもりはなく、いえむしろ今夜帰るつもりはありません」上条「それ、本気でいってます?」御坂妹「ミサカは常に本気です」上条「あの、それどういうことか判ってる?」判ってないよな、男の家にあがる、いや今日この日に男の家に泊まるということがどういうことかも御坂妹「どういうことかと言うのが何を指しているのかは判りませんが、ミサカは……」やっぱり判ってないよな、びっくりさせやがって…上条「もう俺へのお礼ってヤツは十分だとおもうよ、俺は満足してる」御坂妹「ですからミサカは…」上条「わ、判った、服が乾くまではここにいていいから、な?」御坂妹「やはり、ミサカは……普通の…じゃないから…」上条「え?」今、なんて…御坂妹「…ミサカじゃダメですか?」 御坂妹「ミサカは人から産まれてはいないから…作り物の身体に借り物の心だから…」上条「おい、お前何をいってるんだ…?」御坂妹「そんなミサカが人間らしく振舞っても、やはり…」上条「まだそんなことをおもってるのかよ!」御坂妹「…」上条「人から産まれてないだ?作り物?借り物?ふざけるな!」御坂妹「でも…」上条「お前はお前、ただ一人なんだよ!こんな当たり前の事二度も言わせるなよ!」上条「そんなくだらない、あぁ、すげぇくだらない事でうじうじ悩んでるなんてどうかしてるぜ」上条「俺はお前を俺と同じ人間としかおもっちゃいねぇ」上条「俺がそんな理由でお前を拒絶して帰れといってるとでも思ってるのか?」上条「その逆だよ、俺はな……」上条「お前が……と思ったから……心配になって……」上条「……」上条「あぁ、もぉぉぉ!!///」 御坂妹「それはつまり……」上条「だから上条さんも男の子なの!それもとっても健康な」御坂妹「はい、確かにミサカが調べた限りは異常はありませんでしたが…」上条「そうじゃなくて……」こういうことには疎いんだよな、この子は…上条「だから、男として、雄としてこういう風にこんなときにそんな格好で同じ屋根の下でいられたら…」インデックスの時だって耐えるのつらかったのに…上条「上条さんだって暴走ちゃう可能性が…」ボソボソッ上条「お、男に家に泊まるってのはそういうことなんだよ、判る?」御坂妹「つまり…貴方はミサカの事を、一人の女性としてちゃんと見てくれているとミサカは判断してもいいのですか?」上条「そ、それは…///」御坂妹「…」ジィー上条「そうだよ!そう!そんなに見つめんなよ照れるだろう///」御坂妹「ミサカはその言葉を聴けてとても嬉しいです」上条「…い、言いたくなかったのに」 上条「判ったら、今日は帰れよ…///」御坂妹「イヤですとミサカは拒否します」上条「オマエなぁ…」御坂妹「先ほどの言葉を聞いてしまったら、尚更今日はここに…ミサカは泊まりたいです」上条「…それって、おい……?」御坂妹「誘っているんですよ、ミサカは」上条「…だからさ、もうちょっと自分を大切にしてだな」御坂妹「ミサカがこんな気持ちになるのは貴方しかいませんから…」ジィー上条「…うっ」タジタジ御坂妹「それにお約束どおり、まだ今夜は終わっていませんよ?とミサカはトドメを刺します」上条「トドメって…」御坂妹「ミサカの身体では物足りないかもしれませんが…」上条「生意気いうな」クシャクシャ御坂妹「何故ミサカの頭をぐしゃぐしゃに…」 上条「そ、そういうのを気にするのはもうちょっと大人になってからなんだよ…」くぅ~、素直になれないこの俺の心まぁこれでいいよな、なし崩しで手なんか出した日には……御坂妹「はぁ~、やはりミサカは子供扱いですか、とミサカは残念そうにため息を吐きます」上条「そうそう、まだインデックスと大差のない、お、お子様ってヤツだ」御坂妹「でも先ほどはミサカを意識してくれているような口ぶりでしたがとミサカは間髪いれず突っ込みをいれます」上条「…っ」御坂妹「ミサカが子供だというのでしたら、このまま…」ぎゅっ上条「お、おい?」御坂妹「今夜は一緒にここで寝てくださいそのほうがミサカの身体も温まります…とミサカは少々我侭をいいます」上条「だ、だからそれは…」アセアセ御坂妹「ミサカは子供なのでしょう?」ニヤッ上条「…」上条「わ、わかりました…」シブシブ -布団の中で-上条「俺は取りあえずこっちの端で寝るから」御坂妹「ではミサカはその隣で…とこっそり」グイッ上条「はいはい、そんなにくっつくと上条さん落ちちゃいますのでもう少し向こう行ってくださいね」く、くっつかれたりでもしたら…上条さんの理性がもちません女の子と一緒の布団でねるだけでも、こんなにドキドキしてるのに…御坂妹「わかりましたとミサカはふてくされた声で距離をとります」 ……… …… …上条「…」眠れん、そりゃ上条さんがこの状況で眠れるほど経験値も高くないし、度胸もないのはわかっていることでしたがチラッ御坂妹「…」 寝たかな?この状況で眠れる御坂妹はたいした度胸の持ち主だと俺は思う上条「寝たか?」御坂妹「…」返事はない寝たみたいだな、後は俺が眠るだけだが…ゴロンッ久しぶりにベッドで寝るのでなんだか落ち着かない…いや、甘いいい匂いがするから落ち着かない…非日常なことが起きてるから落ち着かない…とにかく落ち着かない…ダメだ考えてるとますます眠れなくなるここは無心で…ピトッ上条「うぇ?」 上条「起きてるのか?」御坂妹「…」上条「な、なんだ寝返りか…」驚かせやがって、心臓が飛び出るかと思ったぞ上条「ふぅ~」御坂妹「…起きてますとミサカは小声で返事をします」上条「えっ、あ?起きてるのか…」上条「もう遅いから、早く寝ろよ」御坂妹「……」上条「…」御坂妹「このままミサカの話を聞いてもらえますか?」上条「このまま?いいけど…」御坂妹「……」上条「……」あれ?話、しないのかな?また寝ちゃったのか?それとも 御坂妹「ミサカは……まだ好きという感情がどういうものか理解できません」上条「…あぁ」御坂妹「だから、今この感覚が好きという気持ちから来るものなのかどうかもミサカには判りかねます」上条「…」御坂妹「そのことを前提で聞いていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」上条「いいよ」御坂妹「…ありがとうございますとミサカはお礼を言います」御坂妹「ミサカは、あの実験の夜から貴方のことが頭から離れません」御坂妹「ミサカは、お姉さまと貴方が楽しそうに話している姿を見るとなんともいえない感覚になります」御坂妹「ミサカは、――― ……… …… …御坂妹「こんな感じなのですがとミサカは一通り話が終わったことを告げます」上条「え、えーっと…」 マジデスカ?これって、この子…この上条さんに…御坂妹「付け加えると、今こうやって背中を抱きしめているだけでミサカはとても温かい感じがします」上条「ふ、二人でくっついて寝ると、あ、ああ、暖かいしな」御坂妹「そういう物理的なものではなく、脳内の電気的なものであるとミサカは補足説明します」上条「そ、そうですか…」上条さん春きた?こんなに一途に思われてるなんていや、まだ知らないだけっていうのも…刷り込みみたいなもので…チラッ御坂妹「あの、こちらを見ないでもらえると…ミサカはありがたいのですが…そうでないと、ミサカは上手く会話ができな・・・///」上条「わ、悪かった」顔真っ赤…?えーっと……夢だなこりゃ…御坂妹「これが好きという気持ち、感情なのでしょうか?とミサカは今までの話からの答えを求めます」上条「俺はそういう学者でもないし…」アセアセ 御坂妹「そういうことではなくて…とミサカは……」上条「じ、じゃあどういう…」ドキドキ御坂妹「ミサカは上条当麻を好きということなのでしょうか…ただそれだけを…聞きたいのですが…とミサカは……」上条「え、えーとき、気持ちに関しては他人のことはわからないのが、ふ、普通だとおもうぞ」御坂妹「それではこの感覚は…」上条「あっ、別に否定するわけじゃないぞ、ただ確証がもてないってだけで」クルッ御坂妹「…あっ」上条「あっ…わ、わりぃ、顔は見ないで欲しいんだったな…」御坂妹「い、いえ…ミサカは…」上条「そ、それじゃ話も終わったなら俺は…」御坂妹「…ダメ」ギュッ上条「み、ミサカさん!?」御坂妹「もう少しこのまま…このまま…いてくださいとミサカは希望します…」 この体勢って、布団の中で抱き合ってるような感じに…御坂妹「…」ぎゅっ上条「さ、流石にこの体勢はまずいって」御坂妹「…」ジッ上条「な、なんでせうか」ちゅっ上条「!?」はいぃぃぃ?御坂妹「あ、あの…」今ちゅってした?唇にちゅって!?御坂妹「ごめんなさい、とミサカは謝ります…そして弁解させてくださいとミサカは懇願します」上条「えっといま…あれ?」御坂妹「今、抱きついた後…顔をみたら…その、とても今のようにしたくなって、身体が勝手に操られたようにとミサカは意識していなかったと…」上条「えっ、あっ、えっ?」御坂妹「本当にミサカは吸い寄せられるように…」 上条「はぁ~もう、俺の負けだよ」ぎゅっ御坂妹「!?」上条「そう身体が動いたなら俺の事、その…す、好きって思ってくれてる証拠だとおもうぞ」御坂妹「これ好き」上条「自分でいうとすごくむず痒いんだが…///」御坂妹「ミサカもぞわぞわとしてきました///」上条「でもさ、あんまりこういうことされると上条さん、もう限界なんですよ…」御坂妹「ミサカのおなかに何か…あたって…」上条「上条さんもさっきもいったけど男の子なんで…」御坂妹「ミサカが貴方を好きで、貴方がミサカのことを女性としてみてくれている…」上条「恥ずかしながらバリバリそういう意識させてもらってます///」御坂妹「ミサカは知識でしか、その手のことはわかりませんが…」上条「だ・か・ら!そういうのはナシ!」御坂妹「ですから先ほど伝えたようにミサカは誘っているのです」 御坂妹「それも先ほどとは違ってあやふやな気持ちではなく」御坂妹「はっきりミサカの気持ちが好きとう事がわかった後ですので、尚更ミサカは…」上条「だから、好きにも色々あってそういう風に気持ちが高ぶったときの勢いみたいなものもあるんだから」御坂妹「でも、この気持ちは確かにミサカに…」上条「はい、だからストップ!そこまで!」御坂妹「…」上条「年上の上条さんからのアドバイスです、よく聞いて下さい」上条「上条さんもたまにそういう風に思い込んじゃうことがあります」いや、本当はそんなことないけどさ上条「でもそれは一晩たつとすーっと抜けて行っちゃうことが多いんです」こういっとかないと…上条「まぁ、もしも…もしもだ、明日になって…いや暫くして今の気持ちが変わらなかったらそのときは」上条「一時の感情の高まりではなく、本当に…勢いじゃないってこと…じゃないかなと上条さんは」都合のいいように上条「思うんだけどさ…どうだ?」 御坂妹「ミサカが気持ちが変わらなかったら…?」上条「本物ってことで…」御坂妹「もし、もしも…ミサカの気持ちが変わらず上条当麻の事を好きでいたらそのときは…」上条「今日のことで上条さんも、結構くるものがあったし」つーか、三回くらい押し倒しちゃおうかなとおもったくらいだよ上条さんの甲斐性なし…上条「気持ちが変わらないでいてくれたら、感動して御坂妹に惚れちゃうかもしれないな」御坂妹「ミサカに惚れる…」上条「お前の気持ちが変わらないでいてくれたらだけどな」御坂妹「今の言葉忘れないでくださいね、とミサカは念をおします」上条「お、おぅ…」御坂妹「わかりました、ミサカは素直に今日はあきらめます」上条「そ、そっか」助かったぁ、このエレクトした上条ジュニアが暴走しないですんだ…ぞ…御坂妹「でも、せめて今日はこのまま…でミサカは…」 ぎゅっ上条「あ、あのミサカさん、私の話は聞いてくれていましたか?」アセアセ御坂妹「ミサカはしっかり聞いています」上条「だから上条さんの限界が…」御坂妹「それでも今日はこのまま寝てくださいとミサカは意地悪なお願いをしちゃったりします」ニコッちょwwwwwwまwwwwwwwwむwwwwwwりwwwwwwwwwwだwwwwwwwwよwwwwwwwwww御坂妹「こう、抱きしめて寝ていると落ち着くとミサカは気持ちよさそうに…」御坂妹「くぅ~、くぅ~」な、なんでこの状況で眠れるわけ!?やめて!上条さんの理性はもうHP0よ! ……… …… …チュンチュン上条「…ね、眠れなかった」ギンギン しかも…御坂妹「すぅ~、すぅ~」ズシッ上条「人の腕で気持ちよさそうに寝てくれちゃって…」ベッドから抜け出そうにも…御坂妹「すぅ~、すぅ~」ガシッ上条「しっかり人のシャツをつかんで離さないし」朝なのもあって上条さんのあれは…チラッ上条「///」気が疲れないように、腰を引いているせいか腰も痛くなってきたぞ…上条「早くおきてくれないかな…」上条「でも、まぁ…」チラッこれだ可愛い寝顔を間近で見ることができて、幸せ…なのかもしれないなイカンイカン、そんな邪なことを考えちゃいけないだろ!こいつはまだ… まだ子供と大差ないんだから…御坂妹「…ん」ピクッ上条「ふぅ~やっと枕から解放されるかな…」御坂妹「・ ・ ・」上条「おはよう」御坂妹「…おはようございます、ミサカは今の状態を一生懸命確認しています」上条「…ん?」御坂妹「ああ、ミサカは昨日は泊めていただいたのですね」上条「思い出したか?」御坂妹「はい、そしてミサカは…」ポッ上条「な、何で顔を赤らめていますか…?」御坂妹「おはようございますの…」ちゅっ御坂妹「キスです」上条「」 御坂妹「キスは何度しても、身体が…その……なんですねとミサカは……///」上条「(゚д゚)」ポカーン御坂妹「あっ…もしかして迷惑でしたかとミサカは自分のしたことを後悔します…」上条「…はっ!」やべぇ、逝ってた寝不足、添い寝、腕枕、朝のエレクト、不意をついたキス上条さんにはどれも初めてで…キスは昨夜がはじめてだったけど…御坂妹「…」ショボーン上条「いあ、迷惑ってことは…」御坂妹「でも、なんだか…」上条「び、びっくりしただけだから」上条「というか、昨日ちゃんと説明しただろ?い、勢いでこういうことしちゃダメだって」御坂妹「ごめんなさい…」こういうの苦手なんだよなぁ… ぐぅ~ …あっ御坂妹「くすっ」上条「め、飯にすっか///」御坂妹「そうですね、ミサカもお手伝いします」上条「それじゃ…お願いしようかな」上条「あ、あのミサカさん、早く服をきてもらえないでしょうか…」御坂妹「?」上条「そ、その言い難いんですが…」ぱ、パンツが…上条「見えちゃってるんですけど///」御坂妹「…これはミサカのサービスです」上条「………ご馳走様でした///」本当にご馳走様でした…それにしても、自分の腹の虫に感謝する日が来るとは、思ってもいませんでしたよインデックスじゃあるまいし… そういえばインデックスが帰ってくるのって……ガチャッ -「ただいま、とうまー」上条「」御坂妹「おかえりなさいとミサカは玄関まで迎えにいきます」トテテテ上条「ちょっと!!」ちょwwwwwwっとまってwwwwwwwwwwwwwwミサカさwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwwwそのwwwwwwww格好wwwwwwwwwwでwwwwww行かないでwwwwwwwwwwwwww -「あれくーるびゅーてぃの声が聞こえるんだよ?」上条当麻今が頭を使わないでいつ使う?このままではインデックスに殺されてしまうだけそうそんな現実をぶっ壊すいいわけってヤツを!!御坂妹「おかえりなさいとミサカはなれない言葉を使います」禁書「なんでここに居るのかな?それにこの格好…一人?」 御坂妹「一人ではありませんとミサカは後ろを振り返ります」禁書「一人じゃないって…とーま?いるんでしょどういうことかな!!」考えろ、考えるんだ御坂妹「ベッドに居ると思いますが…」禁書「ベッド?それって…え?まさか…」ミサカさん、地雷原を素足で歩かないでください…トテトテトテ禁書「とうま?どういうことかな、説明して欲しいかも!!」 ……… …… … -反省中-上条「…」もちろん言い訳なんか浮かぶはずもなく…禁書「とうまがそういう人だったなんて見損なったんだよ」ガミガミ とりあえず御坂妹には余計なことを言わず話をあわせてくれとはいっておいたのだが…禁書「しかもなに?くーるびゅーてぃのあの格好は!」上条「その、昨日ケーキのクリームがついちゃって…」御坂妹「…」コクコク禁書「だからって脱がすの?拭いてあげればいいとおもうんだよ!」上条「そういったんだが…その…」チラッ御坂妹「…」コクコク禁書「とうま?なんでくーるびゅーてぃの方いるかなぁ?」上条「だから、御坂妹が洗濯した方が早いって…」禁書「そうやって責任を押し付けるんだ?」ジトォー上条「…」禁書「まぁそこまでは信じてあげるんだよ…」上条「…ホッ」禁書「でも!」上条「!?」ビクッ 禁書「な、なんで…」プルプルビシッ(指差し)禁書「し、シャツ一枚しかきてないのかな!!!」上条「それは御坂妹が…ふ、服をかすっていってもきてくれなくて…」禁書「とーま!!!」上条「…ごめんなさい」禁書「ごめんね?とうまに変なことされなかった?大丈夫かな」御坂妹「あの…」チラッ上条「!?」ブルブルブルダメダメ!いっちゃだめ!!!禁書「とうまは変な合図送ったりしないで!」ギロッ上条「はい…」禁書「変なこととかされちゃったりし立てたら私にいってほしいんだよ?とうまにはあとでしっかりお仕置きしておくから」上条「ひぃぃぃい!?」御坂妹「別に変な事はされていませんがとミサカは正直に答えます」 禁書「そうなんだ、ちょっと安心したんだよ」上条「…ホッ」禁書「でもね、私は聞き漏らしていないんだよ?」い、今変なこといったか?おかしなことはいっていないとおもうんだけど…禁書「今、変なことはの「は」が妙に強調されていたんだよ!」上条「…え?」御坂妹「///」禁書「とうま、そのあたり詳しく聞かせてくれると…」上条「…!!」禁書「嬉しいかも♪」ギロッ上条「まて、インデックス…俺は…俺は…無実だぁああああああ」ガブッギャー、ヤメテ-ガブッギャー、オチツイテハナシヲ、ギャー 俺は地獄をみたそう、あれは絶対この世のモノではない苦しみだった…アレに誰が耐えられるというんだ…そう例え――だって…禁書「とうまなんか嫌い!嫌い!」プンプンッ上条「だ、だからやましい気持ちは、これっぽちもだな!」禁書「……天にまします我らの神に誓える?」上条「…うっ」禁書「…と・う・まぁぁああああ!!」 ……… …… …上条「…」ピクピクッ禁書「とうまもとうまなんだよ?ちゃんとはじめから説明してくれれば、私だってここまでするほど鬼じゃないんだし…」御坂妹「…;」チラッ 上条「…」ピクピク御坂妹「大丈夫ですか?とミサカは本気で心配そうに声をかけます」ヒソヒソ上条「だ、大丈夫とはいえないけど…一応生きてるかな……」御坂妹「ミサカが昨日素直に帰っていれば今頃こんなことには……でも…」上条「でも?」御坂妹「でも、昨日の出来事があったおかげでミサカの心のモヤモヤが取れて…今は…」御坂妹「ミサカは今とても気分が良いです」上条「そ…そう?」御坂妹「はい」上条「…ッ」可愛い……ってなに私はこんな状況でみとれちゃってるんですか!!御坂妹「それに……キスの事はミサカと二人だけの秘密なのでミサカは誰にもいいませんから」上条「あは、あはははは…///」それ言われてたら…間違いなく殺されていたな…今頃…… 禁書「とうまのせいでお腹すいた~」上条「」禁書「何かお腹いっぱい食べさせてくれると嬉しいな」ニコッ上条「生米でもかじってろ」禁書「お腹すいた、お腹すいた、お腹すいたぁああああああああ!!!」ジタバタ ……… …… … -1ヶ月後-御坂妹「…」タタタタタッ御坂妹「ミサカの気持ちは1ヶ月前と変わらなかった…」御坂妹「いえ、ミサカの気持ちは1ヶ月前よりもっと…」御坂妹「もっとあの人の事が…好きに……もうこれは――のはずですとミサカは確信します」御坂妹「ここから先に進むにはミサカはあの人に確認しなくてはいけないことがあります…」ガチャッ 御坂妹「はぁはぁはぁ、ミサカは貴方に聞きたい事があります」 -「ん?」御坂妹「ミサカは………ミサカは他の普通の人のように子供がつくれるのでしょうか!!」冥土帰し「何だね?藪から棒に」御坂妹「ミサカは人の細胞から作られたものですが…」冥土帰し「何をいっているのかね?君は人間だよ」御坂妹「それじゃ…」冥土帰し「もちろん作れるに決まってるね」御坂妹「あ…ありがとうございます」タタタタタッバタンッ冥土帰し「やれやれ忙しないね」冥土帰し「ところで……相手は誰なのかね…」冥土帰し「まぁ、彼女が幸せになってくれれば些細な問題だね」冥土帰し「さて、仕事仕事…」 ピンポーン上条「ん?誰だろ…こんな時間に」禁書「もしかして出前?すし!てんぷら!らーめん!」上条「頼んでないから…」ピンポン、ピンポーン上条「はい、はい、今あけますよ」ガチャッ御坂妹「あの、来ちゃいましたとミサカは息を切らしていいます」上条「ん、インデックスか?ちょっとまってろ」御坂妹「そうではなくて…」上条「おーいインデックス、御坂妹がきてるぞ~」御坂妹「違います!とミサカは強い口調と共に腕をぎゅっとにぎります」ぎゅぅ上条「いててて、どうしたんだよイキナリ」トテテテ禁書「とうま、よんだ?」 御坂妹「できれば、二人きりでお話がしたいのですがとミサカは懇願します」上条「…うっ」禁書「とーま?な~に?」上条「わりぃ、インデックスちょっと俺出かけてくる」禁書「ちょっととーま!」上条「それじゃ…えーっと外ちょっと歩こうか」御坂妹「はい…」バタンッ -「ねーとーま!どういうことかな!説明して欲しいかも!それとご飯まだかなー?」 ……… …… …上条「それで話って…?」インデックスが居るまでじゃダメな話ってことはよっぽど大事な話、むしろ聞かれたくない話か?御坂妹「実は…とミサカは」 御坂妹「…///」モジモジん?まさか…上条「トイレか?といれならそこをまっすぐ行った辺りにコンビニが…」御坂妹「違います!とミサカは少々貴方の鈍さにあきれます」上条「」だ、だって男だってトイレに行きたくなったらモジモジするもんだし女だってそういう動きするかなっておもっただけなんだよ…御坂妹「1ヶ月前のことを覚えていますか?ミサカは覚えています」上条「一ヶ月前えっと、今日が1月24日だから…あっ…」御坂妹「思い出してくれましたか」上条「俺がインデックスにフルボッコにされた日だな」御坂妹「そうですけど、そうじゃないですとミサカは何をいってるかわからなくなりました」上条「冗談だ、冗談!御坂妹がうちに泊まった日だろ?」御坂妹「はい…///」ポッ上条「それがどうかしたか?」 御坂妹「本当に貴方は鈍いのですね!とミサカはなきそうな顔でにらみつけます」キッ上条「な、なんだよ…」タジタジ御坂妹「ミサカは1ヶ月前の会話を今でも覚えています…」御坂妹「ミサカは貴方達のように何年もいきていません」御坂妹「ミサカにとって一日は…とても割合が大きいものなんです」上条「…そ、そうかわるかった……」御坂妹「そう、ミサカにとって1ヶ月は……」ぎゅっ上条「えっ?」御坂妹「こんな気持ちのまま1ヶ月なんて、とてもつらかったです…」上条「…」御坂妹「…」上条「あのな…御坂妹……」御坂妹「ミサカは…!」上条「…」 御坂妹「ミサカは貴方が好きです」上条「そうか、ありがとう」御坂妹「ミサカはもう貴方しか見えません」上条「それは光栄だな」御坂妹「…ミサカは貴方の傍に居たい」上条「それはちょっと難しいだろ」御坂妹「ミサカは……ミサカは……」御坂妹「ミサカはそういう答えが聞きたいんじゃありません」御坂妹「ミサカは一ヶ月間貴方を好きでいました…」御坂妹「……ミサカは、貴方の返事が聞きたい」御坂妹「ミサカに一ヶ月前にいってくれたあの言葉をミサカに今…聞かせてください」上条「……」御坂妹「…」俺も意識しなかったわけじゃない…それでも意識しないように努力はしてきた…でも…俺は……こんなにも俺のことを思ってくれているこの子のことを… 上条「俺は…」御坂妹「…」ジー上条「俺も、好きなんだとおもう……」上条「ごめんなこんな煮え切らない返事しかできなくて…」上条「でもな、あんなことといっておきながらなんだけど」上条「ああいうことがあったから好きになってしまったというのは…ちょっと違うと思うんだ」上条「そりゃお前のことが可愛いと思う、このまま抱きしめたい」御坂妹「だったら、このまま抱きしめてください……ミサカはそれを望みます」上条「だから…それじゃ……俺のことをこんなに思ってくれるお前に対して…」御坂妹「だったら今から好きになってください」上条「今…から?」御坂妹「ミサカのことを少しでも気にかけてくれるなら、少しでもミサカに対して好意を向けてくれるなら」御坂妹「ミサカはいつまでも待ちます……」御坂妹「ミサカにとってとても長かった1ヶ月が…耐えられたんです、1年でも2年でも…ミサカは…だから!」御坂妹「ミサカはもう一度上条当麻に告白します…その返事をください……」 御坂妹「ミサカは上条当麻、貴方が好きです…」御坂妹「貴方の傍に居る女性は…」御坂妹「ミサカじゃダメですか?」上条「俺は―――」 -○ヶ月後-上条「ほら、インデックスご飯できたぞ!いい加減に起きろ!」禁書「ん~ごはん?」上条「そうそうホラ早く顔洗って来い!」禁書「ふぁ~い」上条「ったくいい加減にお前も家事手伝ってくれよな…」 御坂妹「でもヘタに電化製品なんか使われてしまったら、修理代の方が高くつくとミサカはアドバイスします」上条「確かにな……電子レンジさえまともに使えない穀つぶしシスターだし…」 -禁書「とうま~聞こえてるんだよ?そんなこといったってチンはボンッとか爆発するからとっても来ないんだからね!」上条「いや、普通爆発しねぇし…」御坂妹「今日の検査はお昼には終わりますから、帰ってきたら掃除洗濯手伝いますねとミサカは出来る女をアピールします」上条「おぉ~お前だけが俺の味方だよ~」御坂妹「その代わりに、ミサカにいつもの……」上条「はいはい、前払いな」御坂妹「はい」上条「目、閉じてくれるか?流石にまだ…///」御坂妹「仕方ないですねとミサカは目を閉じます」ちゅっ上条「そ、それじゃこれで…報酬は」御坂妹「はい、ミサカはこれからも誠心誠意、『ミサカの彼氏』の貴方に尽くすことをお約束します」 おしまい
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ーーー春休み、ある日の午後ーーー 上条「んんー......いい天気だなあぁ.......」 黒髪のツンツン頭の少年、上条当麻は久し振りに補修の無い一日を近所の公園で過ごしていた。 上条「大の高校生が昼間から公園でぼんやりとは痛々しいですなー。しかも一人とか笑えないっす......」 別に上条に友達が居ないわけでは無い。単純にお金がないのだ。 彼の家に居候していた暴食シスターは現在イギリスに里帰り中である。 しかし、常に不幸である上条のお財布事情がそこまで楽なわけでも無く、結果として遊びに行けず、ぼんやり休日を過ごしているのである。 公園の前の人通りを眺める上条の目に見知った顔が写り込んだ。 上条「あれ?御坂妹、何してんだ?」 そこに居たのは、学園都市が誇る7人のレベル5の第三位、超電磁砲こと御坂美琴の体細胞クローンである妹達の一人、検体番号10032号こと御坂妹であった。 上条「おおーい!御坂妹ー!」 御坂妹「!?ああ、丁度良かったです。とミサカは思わぬ遭遇に感謝いたします」 と、上条に気がついた御坂妹は、彼に歩みよりながらそう言った。 上条「感謝?まだ上条さんは君に何もしていないのですが?」 御坂妹「今から私が感謝することをしてもらいたいのです。」 上条「なーんか不幸の予間がするのですが……乗りかかった船だ、上条さんにできる事ならなんでも言いなさい!!」 御坂妹「それでは遠慮無く。今日から一週間ほどミサカをあなたの家に置いて欲しいのですが。とミサカはお願いを述べます」 一瞬、御坂妹の言葉の意味がよく理解できず、聞き返す。 上条「置いて欲しいって……要するに泊めろってことですか?」 御坂妹「ええ、そういうことになりますね」 上条の思考が停止寸前まで追い込まれる。しかし、残った部位をフル稼働させ御坂妹に質問を返す。 上条「え、えーとですね……ちょっと確認しても良いですかね?なんで上条さんの家に泊めて欲しいのでせうか?」 御坂妹「実は、ミサカが普段生活しているリアルゲコ太病院が改築することになりまして、ミサカの居場所が無くなってしまったのです。とミサカは理由を説明致します。」 寝耳に水の話だったが、一々話をぶった切らないように注意をしながら、上条は会話を進める。 上条「改築って、患者さんは?」 御坂妹「患者さんは、一旦別の病院に行ってもらい、改築が終わったら戻って来てもらうことになっています」 上条「へえ、でもあの病院お前以外にも後二人妹達いただろ?そいつらはどうすんだ?」 御坂妹「10039号と19090号なら調整の為に別の研究施設に行っていて、来週まで戻って来ません。とミサカはあなたの質問に答えます」 上条の頭に、何故お前は残ってるんだ、という疑問が浮かんだが、体調などの問題だろうと一人で納得する。 上条「それで、一人病院に残ってしまったお前は行き場がないので、上条さんの家に泊めて欲しいと」 御坂妹「そういうことです。とミサカは一連の説明を終えてスッキリした顔で言います」 上条「うーん、そういうことなら泊めてあげましょう。女の子が居候するのは上条さん慣れてますから」 御坂妹「ほほう、慣れているとはどういうことか聞かせてくれませんか?とミサカはドスの聞いた声で説明を要求します。」 上条「いっ、いやぁインデックスで慣れてるって意味だからさ......そんなに疑いの目線を上条さんに向けないでください......」 ー上条宅ー 上条「ただいまーっっと......誰もいないけど」 御坂妹「お邪魔します。とミサカは脱いだ靴を揃えてあなたの部屋に上がり込みます」 二人は先ほどの公園から上条の家に移動していた。 御坂妹「へえ、キチンと片付いていますね。と少々驚きの声を漏らします」 彼女の言うとおり、一人暮らしの男子学生の部屋にしては十分な程に整理整頓された部屋だ。 上条「まあ、上条さんの家事スキルはそこいらの男とは段違いですからねー」 と胸を張り、続ける 上条「んで、御坂妹にはベッドで寝てもらおうと思うんだけど、いいよな?」 部屋のすみに一つだけ置いてあるベッドを見た途端、御坂妹の頭の中にイケナイ妄想が駆け巡るーー 御坂妹(ベベベベベベッド一つしか無いじゃないですか!! もしかして一緒に......そんな事になったらミサは、ミサカはぁ......) 上条「ん?どうした?おーい、御坂妹ー!」 御坂妹「はっ!申し訳ありません、少しぼーっとしていました。とミサカは謝罪します」 上条「もしかして布団の方が良かったりするか?」 御坂妹「い、いえそういう訳ではないのですが......もしミサカがベッドに寝たら、あなたは一体どこで寝るのですか?とミサカは気になる事を聞いてみます」 上条「まあ上条さんは風呂場に布団もってって寝ますかね」 御坂妹「そうですか......そんなにミサカと同じ空間で寝たく無いのですね......とミサカは落胆します」 上条「いえいえ、そんなことは全く無くてですね......なんか間違いがあったらどうしようかなーなんて......ははっ......」 御坂妹「あなたならそんなことはしないとミサカは信じています。とミサカは自信を持って断言します」 上条「そ、そうか......なら上条さんは布団で寝ますからね」 御坂妹「わかって頂けた様でなによりです。」 御坂妹(というか間違っても別にミサカは......) 上条「ん?御坂妹なんか言ったか?」 御坂妹「な、なんでもありませんよ、とミサカは否定の言葉を口にします」 上条「んー?ならいいや。おっともうこんな時間ですね。御坂妹お腹すいたろ?飯作るからちょっと待ってろよ」 上条はそう言って立ち上がり、キッチンへと歩いて行く。いわれてみて初めて自分が空腹であることに気がついた御坂妹が壁にかかっている時計を見ると、既に七時近い時間である。 御坂妹「ミサカも何かお手伝いしましょうか?」 上条「いやー、特に無いや。それより御坂妹なんか苦手なもんあるか?」 そうキッチンから顔だけ出してたずねる 御坂妹「いえ、特にありません。とミサカは自分の好みを報告します」 上条「そっかー、分かったー」 そういうとまた、上条の顔がキッチンへと戻って行った。 御坂妹(別にミサカはあなたの作ったものならなんでも美味しくいただけます......もちろん、あなただって......キャー) そんなことをやっているうちに、出来上がった料理を持って上条がキッチンから帰還した 上条「今日は御坂妹が来て初日なので、奮発して生姜焼き定食にしてみたんだけど、どうだ? 」 御坂妹「とても美味しそうです。とミサカは率直な感想を述べます」 上条「おうおう、ありがとうな。そんじゃあ食べるか」 上条・御坂妹「いただきます」 御坂妹「美味しいですねこれ」 上条「ありがとな。そういえばまともに料理の感想もらったのは御坂妹が初めてだな」 御坂妹「っえ?!」 上条「いや、インデックスは食えればいい派の人だから、感想とかあんまり言わなかったんだよな」 御坂妹「そ、それは光栄です。とミサカは照れてみます。えへへっ......」 上条(ぐはっ‼ なんだ...これは...御坂妹可愛い......さっきはあんな事言ったけど、俺の理性耐えられるかなぁ......) そんなこんなで夕飯も終わりーー 上条・御坂妹「ごちそうさまでした」 上条「さて、上条さんは洗い物をするので、御坂妹は先に風呂入ってくれ。もうじき汲めるだろうから」 御坂妹「それでは、一番風呂いただきます。とミサカは浴室へ向かいます」 そう言い置いて、御坂妹は浴室に向かった。 上条「さぁーてちゃっちゃと洗い物しますかねー」 上条のキッチンでの死闘が始まる...... ーー浴室ーー 御坂妹「ふぅ、いいお湯です。とミサカは丁度いい湯加減にうっとりとします」 御坂妹「しかし、今夜はあの人と二人っきりですか......」 御坂妹の脳裏に今キッチンで洗い物をしているであろう少年の顔が浮かぶ 御坂妹「寝てる間に、きっ、既成事実でも作っておけば......」 上条「おーい御坂妹」 御坂妹「はっ!はひっ!!」 突然浴室の扉越しに上条の声が聞こえてきた 上条「着替え、俺のやつだけどここに置いとくから」 御坂妹「はい、ありがとうございます。とミサカは感謝の意を述べます」 上条「おーう。のぼせんなよー」 そう言って上条の気配が遠のいて行った 御坂妹「さっきの独り言......もしや聞かれたかもしれないですね......とミサカは胸中の不安を吐露します」 そしてーー 御坂妹「いいお湯でした。とミサカはあなたに報告します」 上条「そうか、じゃあ冷めないうちに俺も入るわ」 そう言って上条は浴室へ行った。それを確認してから 御坂妹「今日は一日疲れました。とミサカはその原因であるあの人に聞こえない様に呟きます」 そして、ベッドでは無く布団に横たわり、 御坂妹「当麻の......鈍感野郎......少しはミサカの気持ちに気付いてくれたって......とミサカは......あの人に......愚痴を......言って......スゥスゥ」 上条「あぁーいい湯だったーってあれ?御坂妹寝ちまったのか」 風呂から上がってリビングに戻ってきた上条が見たのは、自分が寝るはずの布団に横たわって寝息を立てている御坂妹だった。 上条「まったく、しょうが無いお姫さまですこと」 そう言って上条は御坂妹を抱き上げると、本来の彼女の場所であるベッドへと運ぶ 上条「しかし、御坂妹の寝顔可愛いな......頬っぺたとか柔らかそう......はっ!上条さんは今不謹慎な発言をしましたね!危ない危ない......ってあれ?御坂妹?」 寝ている御坂妹が上条の寝巻きを手でがっちりと掴んでしまっているのだ 上条「あのー?御坂妹さん?放してくれないと上条さん寝られないんですが......」 御坂妹「スゥスゥ......」 上条「だあああ!完璧に熟睡されてるよこの人っ!」 御坂妹「......当麻......」 上条「ん?」 御坂妹「ミサカを......私を......守って......」 上条「ああ、約束する。どんな事があっても、俺はお前を守るよ。だから安心してお休み、御坂妹」 そう言って、上条は彼女の頭を優しく撫でる。 すると、がっちりと握られていた彼女の手が緩んだ。 上条「安心してもらえたみたいだな......さぁて上条さんも寝ますかねー」 と上条は部屋の電気を消した。 朝、それは誰にだって平等に訪れる 上条だって例外では無い。いつと同じかどうかは別として...... 上条「んー......ふぁ......あぁー......朝か」 眠たそうな眼をしてこの家の主上条当麻は目を覚ます。彼が寝ている布団の隣、本来ならば彼が寝ているはずのベッドには可愛らしい少女、御坂妹が寝息を立てていた。 上条「しかし、ここまで幸せそうな寝顔を見ると起こすのに罪悪感があるな......」 彼が言うように、ベッドの上の少女は幸せ真っ只中の様な表情である。 上条「ん?こいつ御坂のクローンだったよな?そしたら御坂の寝顔もこんなんなのか。いつものビリビリとは大違いの顔だな......でも御坂と御坂妹はクローンとはいえ別人だから少しは違うんだろうけど......可愛い......」 上条はいつも自分に電撃をかましてくる御坂美琴を思い出しながらそう言った。しかし、いくら寝顔が可愛かろうと起こさなければいけないのも事実である。 上条「よし、後5分見てて起きなかったら起こすか」 そう決めた上条は、早速御坂妹の寝顔の観察に戻る。 上条「昨日も思ったけど、御坂妹頬っぺた柔らかそうだな......ちょっと突いてみたり」 そう言って御坂妹に覆いかぶさる様にして上条は手を伸ばし、御坂妹の頬に触れようとした。頬まで後数センチ...... 御坂妹「......パチクリ」 上条「......」 御坂妹「......じー」 上条「......ごめんなさい」 ーーーーー 御坂妹「まったく何考えてるんですかあなたは!! とミサカは糾弾の声を上げます」 上条「すみませんでした......ほんの出来心なんです......」 着替えや洗面などを一通り終え、上条は御坂妹にお説教を食らっていた。 御坂妹「まったく、ミサカだったから良かったものの、他の人だったらどうするつもりだったんですか......とミサカは呆れ具合を隠し切れません」 上条「いや、いくら上条さんでも他の人にもこんな事はしませんよ?」 御坂妹「へー、なら何故ミサカにはしたんですか?とミサカは説明を要求します」 上条「いや......そのですね......」 御坂妹「ほらほらどうしたのですか?早く言ってごらんなさい。とミサカは挑発します」 本当はあまり本人に言いたくは無いのだが、真実を白状して楽になろうと上条は腹を括った。 上条「えと......御坂妹の寝顔が可愛いのと、頬っぺたが柔らかそうだったからです......」 上条(だぁー‼ 言ってしまったぁあああ‼ これは今後上条さんが変な人を見る様な目で見られるのは確実ですねチクショウ!!) 言った本人の上条はこんな事で頭を悩ませていたが、言われた側の御坂妹はそうではなかった。 御坂妹(へ?寝顔?可愛い?頬っぺた?柔らかそう?へ?この人は一体なのを言っているの?かっ、可愛い......?ミサカが?わ、私が可愛い?今ミサカの事可愛いっていいました?それってええええええええ!! ああああああああくぁwせdrftgyふじこlp) とまあこの様に上条がしでかした事など頭から吹っ飛んでいたのだった。そうとは知らず上条は 上条「おーい御坂妹?どうしたー?」 と御坂妹の目の前で手を降っている。それで我に帰った御坂妹は 御坂妹「そ、そそそうですか、ならし、仕方ありませんね許してあげます。とミサカは自分の心の広さに感動します」 上条「はぁ......ありがとうございます......」 上条(良かった......許してもらえたみたいだな......) 上条「おお、じゃあ俺飯作るわ。この時間だと朝昼兼用でいいよな?」 そう言って指さした時計は午前11時を指していた。 御坂妹「ええ、お願いします。とミサカはまたしてもあなたはの料理の腕前に期待します」 上条「おう、任せとけ」 そう言って少年は戦場(キッチン)へ向かう...... ーーーーー 上条「はい、お待たせ。上条さん特製 あっさり野菜とキノコのパスタ ですよ」 御坂妹「......あなたのイメージとこのパスタとのギャップに納得がいきません......とミサカは頭の中のあなたの情報を更新します」 確かに上条の雰囲気からは考えられない様な料理である。 上条「失礼な、上条さんだってパスタくらい食べますよ。確かに似合わないって自覚はしてるけどさ......」 御坂妹「い、いやそんな事は無いですよ。十分予想の範疇です。とミサカは遅めのフォローを入れてみます」 上条「おお......ありがとう」 御坂妹「さっ、冷めちゃうと美味しく無いですから食べましょう。とミサカはあなたに促します」 上条「そうだな、食うか」 上条・御坂妹「「いただきます」」 御坂妹「昨日と変わらず美味しいですね」 上条「一応昨日より時間かかってんですよ」 ムグムグ 上条・御坂妹「「ごちそうさまでした」」 上条「さて御坂妹よ、出かけるぞ」 御坂妹「一体何所へ行くのですか? とミサカは詳しい説明を要求します」 上条「いや、いつもその常盤台中学の制服着てるわけにもいかないから、御坂妹の寝間着と部屋着、後日用品買いに行こうと思って」 確かに御坂妹だって上条の服を毎日借りるわけにはいくまい。 御坂妹「それは......とてもありがたいのですが、お金は大丈夫なのですか?とミサカはあなたのお財布事情を心配します」 昨日だってお金が無いから公園にいたのに、今日になって御坂妹の為に買い物に行くなどと言い出すのだ。心配するなというのが無理だろう。 上条「大丈夫、大丈夫。今日が奨学金の入金日だからさ。それに今まで色々働いた分のボーナスも入ってるはずだから」 上条は自信満々にそう言うと、御坂妹の手をとって外に連れ出した。 ーーーーー 上条「まずは部屋着だよなー」 御坂妹「そうですね。あまりこの服を汚したくは無いですし」 二人は地下街のショッピングモールに来ていた。 休暇中の昼間という事で、学生達が多勢来ている。 そして、上条と御坂妹の手は堅く握られていた。 別に恋人とかを意識しているわけでは無く、上条が 上条「上条さんはご存知の通りの不幸体質なので、こんな人混みに入るとすぐに離れ離れになってしまうんですよ」 と言ったので御坂妹が 御坂妹「じゃ、じゃあ手をつなげばいいんじゃないでしょうか? とミサカは解決法を提案してみます」 上条「いや、そこまでしなくても......」 御坂妹「そうですか......そんなにミサカと手を繋ぐのが嫌なのですか......とミサカはこれ見よがしにがっかりします」 上条「ちょっ!分かった、分かったからそんな寂しそうな顔すんなって」 そう言って上条は御坂妹の手を握る。 上条が家から御坂妹を連れ出した時、既に二人は手を繋いでいたのだが、それは無かった事になっているらしい。 御坂妹「それで? 一体どんなのを買うつもりなのですか? とミサカは気になっていた事を質問します」 上条「うーん......正直上条さん、女物の服分かんないんですよ......なので、御坂妹が欲しいものを買ってもらおうという事で」 さらに上条は続ける 上条「さあ御坂妹、気にいったのがあったら上条に言いたまへ」 御坂妹「太っ腹ですね......とミサカは普段のあなたとの違いに驚嘆します」 そう言いつつも御坂妹は一件目の洋服店に入って行くーー ーー 御坂妹「こんなのもどうでしょうか?」 上条「上条さんは良いと思いますよ」 御坂妹「もうっ! さっきから同じ様な事しか言ってないじゃないですか! とミサカはあなたの相槌に文句を言います」 もうかれこれ5件目の事だった。 御坂妹「ミサカがどうですか? って聞いても いいんじゃない とか、 似合うよ しか言わ無いじゃないですか!とミサカはあなたのやる気の無さに怒りを覚えます」 流石に御坂妹の堪忍袋の尾がヤバイと感じ取ったのか上条はその口を開く。 上条「いや......上条さんには御坂妹が着てるのは何でも似合うと思うんだよ」 御坂妹「それはどういう理由ですか? とミサカは追及します」 上条「いや、だって着る御坂妹が可愛いんだから別に何着てたってよくないか? 」 御坂妹「かっ可愛い? ですか......」 上条「あっ......いや、そのだな......」 御坂妹(今回はハッキリと聞きました!! あの人がミサカの事を可愛いって言いました!! もうこれで思い残す事は......沢山あるわああああああ!!) 御坂妹「へへっ......そうですか......ミサカは可愛いですか? とミサカは照れながら聞いてみます」 上条「......はい、可愛いと思います......」 御坂妹「そうですかーなら可愛いミサカと一緒にお出かけできてあなたのは嬉しいですか? とミサカはおちょくってみます」 上条「ああっ!! 嬉しいですよ!! これで満足して早く帰ろうぜ」 御坂妹「はいはい、とミサカはあなたの照れ隠しを受け流して買い物を続けます」 ーー ??「こちら10039号、ターゲット確認できず。更に捜索を続行しますか? とミサカは指示を仰ぎます」 ??『いや、今日はもういいよ。そろそろ雨が降り出すらしいから帰っておいで』 ??「了解しました。帰投します。......雨ですか......」 ーー 上条「ああー、降ってきたな」 御坂妹「降ってきてしまいましたね。とミサカは少し面倒に思います」 二人が買い物を終えて、帰ろうとした矢先に雨が降ってきた。出てきた時は快晴だったので、当然傘など持っているはずも無い。 上条「どうすっか......一応、走れば帰れなくは無い距離だけど......」 そう言っている間に雨脚はドンドン強くなって行くーー 御坂妹「困りましたね、これでは折角買った服が着る前からびしょ濡れになってしまいます......とミサカはため息をつきます」 上条「そうだ!! はい、御坂妹。これお前に渡しとくからタクシーで先に家帰ってろ」 そう言って上条は御坂妹に家の鍵と財布を渡した。 御坂妹「それではあなたはどうするのですか? とミサカは嫌な予感を口にします」 上条「俺は走って帰るわ」 そう言うが早いか、上条は雨の中へ走り出したーー 御坂妹「えっ!?ちょっと待ってくださいってミサカは......行ってしまいましたか......仕方が無いので、言われた通りタクシーで帰りましょう......」 ーーーーー 御坂妹「しかし、あの人遅いですね......とミサカは心配します」 御坂妹が言われた通りタクシーで帰宅してから既に1時間が経過している。いくら走りだとはいえ、あの地下街からここまで1時間もかかりはしない。ましてや体力のある上条の足ならば尚更である。 御坂妹「一体どうしたのでしょうか? とミサカは不安に駆られます」 丁度その時、玄関の扉が開き、上条が帰ってきた。 御坂妹「お帰りなさ......大丈夫ですかっ‼」 そう言って御坂妹は上条に駆け寄る。帰ってきた上条は案の定びしょ濡れで、唇が真っ青だった。 上条「ちょっと人助けしてたら......帰るの遅くなっちったな......」 御坂妹「そんな事はいいから、早く体を温めてください‼ とミサカはあなたの服を脱がしにかかります」 上条「うわー......御坂妹痴女ー......」 御坂妹「ふざけたこと言わないでくださいっ!!ミサカがどれだけ心配してると思ってるんですかっ!! とミサカはちっとも危機感を覚えないあなたに怒鳴ります」 上条「大丈夫だろ......御坂妹いてくれるし......」 御坂妹「っ!!」 そう言って上条は糸が切れた様に床に倒れ伏したーー 上条「ん......」 上条が目を覚ますとそこは布団の上だった。 上条「そうか、濡れて帰ってきて挙句の果てにぶっ倒れたんだっけ......」 そこまで思い出したところで、彼は全身を覆うけだるさと、腹部への圧力を感じた。 軋む体を起き上がらせて見ると、御坂妹が自分に覆いかぶさる様に寝ている。 上条「そっか......ずっとついててくれたのか......」 時計を見ると、既に翌朝の9時近くである。彼女は昨日から付きっ切りで上条の看病をしてくれていたのだろう。そんな御坂妹を起こさないよう起きようとすると、きゅうにフラついて布団に逆戻りしてしまった。 上条「マジか......結構重いな」 そんなことをしていると、さっきの物音で気がついたのか御坂妹が目を覚まし 御坂妹「っ‼ 目が覚めたのですか、安心しました。とミサカは......心から......喜び......ます......」 御坂妹の瞳からは涙が流れ落ちていた。 上条「何も泣くほどじゃあ......」 御坂妹「ミサカがどれだけ心配したか知らないからそんなことが言えるんです‼ とミサカはあなたの無責任さにイラっときます」 上条「ごめん......」 御坂妹「本当です。とミサカはズバッと切り捨てます」 上条「でも、ずっと付いててくれたんだろ? ありがとな」 御坂妹「っ‼ そっ、それはですね......どういたしまして......とミサカは恩にきせてみます」 上条「ははっ......じゃあ、今日はもうついてなくていいからな」 御坂妹「ダメです。あなたは今日一日安静です。とミサカはあなたの行動にストップをかけます」 そう言うと、御坂妹は上条を布団へ寝かしつけた。 上条「おっ、おい......」 御坂妹「それでは、ミサカは朝食を作ってきますので、大人しくしていて下さいね。とミサカは釘を刺しておきます」 言うと、御坂妹はキッチンへ向かって行った。 ーー 御坂妹「お味の方はどうでしょうか? とミサカは恐る恐る尋ねます」 上条「んっ、美味しい美味しい」 現在上条は御坂妹が作ったお粥を食べていた。 御坂妹「お口にあったようで何よりです。とミサカはホッとします」 上条「いやー、風邪って引いていいことってあるんだな」 御坂妹「?」 上条「いや、俺んところ男子寮だろ? 風邪引いて可愛い女の子が看病来てくれるとか無い訳よ」 御坂妹「そうなのですか? 女たらしのあなたなら看病に来る女性位居そうなものですが。とミサカはさり気ない疑問を口にします」 上条「上条さんは女たらしでは有りません‼ ってかどーなってんだ俺のイメージ......」 御坂妹「まあまあ。とミサカはフォローを入れてみます」 上条「そんな訳で風邪引くと寂しく一人で寝てるわけですけど、今回ばかりは感謝しなきゃな」 御坂妹「どうしてですか? 」 上条「だって御坂妹にずっといてもらえるだろ? 」 御坂妹「っ‼」 上条「いや、誰かにずっとついてて貰えるなんてすごい嬉しいことなんだよな」 御坂妹「そっ、そうなんですか。あ、終わったらこの薬を飲んで下さいね。とミサカは看護士顔負けの看護をっぷりを発揮します」 そう言って御坂妹は上条に数錠の錠剤と水の入ったコップを手渡す。そして、受け取った上条はすぐに飲み込む。するとすぐさま眠気が彼を襲って来た。それに逆らわず、上条は眠りにつく。 それを見届けた御坂妹は呟く 御坂妹「望むならミサカは何時までもあなたについているのに......」 今日も雨が降っていた。 上条「んで、こうなる訳ね」 御坂妹「面目ないです......とミサカは己の不甲斐なさを認めます」 そう言って御坂妹は鼻をかんだ。あの後、夜には上条の容態は回復して、かなり良くなった。そして今朝には全快したのだが 上条「お前が具合悪くしたら元も子もないだろうが」 御坂妹「ごねんなさい......とミサカは素直に自分の非を認めます......」 代わりに御坂妹が風邪を引いてしまったのだ。上条の看護疲が出てしまったのであろう。 上条「まあ、半分俺の為いのようなもんだからな......よしっ、わかった。俺も付きっきりでお前の事を看病してやるよ」 御坂妹「いいのですか? とミサカは一応あなたに気を使ってみます」 上条「任せとけって。一瞬たりともお前から目を離さないからさ」 御坂妹「そうですか......それは頼もしいですね......とミサカは......ゴホッゴホッ」 上条「あー、あんま無理しないで大人しく寝てろって。いま朝飯作ってくっから」 そう言って上条はキッチンへ向かった。そして10分ほどでお粥を持って帰って来た。 上条「中華粥もどきの完成ですよ」 御坂妹「随分と早かったですね......とミサカは驚きを隠し切れません」 上条「やはり冷凍ご飯が物をいったなー。味は保障するから食べてみろって」 御坂妹「いままで最初以外にミサカがあなたの料理の味を疑った事がありましたか? とミサカはあなたの記憶に呼びかけてみます」 上条「そういえばそうだな......余計な事言って悪かった。」 御坂妹「分かればいいのです。とミサカは心の広さを見せつけつつ、あなたの料理を頬張ります」 そう言いながらも順調にお粥を食べていき、すぐに完食した。 御坂妹「ごちそうさまでした。とミサカは両手を合わせます」 上条「はい、お粗末様でした。じゃあこれ飲んどけ。上条さんは洗い物して来るからさ」 そう言って上条は御坂妹に昨日自分が飲んだ錠剤と白湯の入ったコップを渡し、キッチンへと戻って行った。 大人しく薬を飲んだ御坂妹は横になって上条が帰ってくるのを待つ。ほど無くして、洗い物を終えた上条がキッチンから戻ってきた。 上条「ただいまっと。所で御坂妹、なんか欲しいもんあるか? あるならちょっと行って買って来るけど、アイスとか冷いもんとか。なんかあるか?」 御坂妹「欲しい物ですか......それって何でもいいですか? とミサカは重要な質問をぶつけます」 上条「なんでもって訳にはいかないけど、俺が買える範囲の物ならなんでも良いよ」 御坂妹「そうですか......ならーー」 御坂妹(こんな時ぐらいワガママ言っても良いですよね......) 御坂妹「ミサカはあなたが欲しいです。とミサカは大胆発言をしてみます」 上条「えーっと......御坂妹さん?」 上条は戸惑っていた。それも当然であろう。何か買出しに行こうかと聞いたら、自分が欲しいと返ってきたのである。戸惑わない方が難しいだろう。しかし、 御坂妹「だめ......ですか?」 ほんのり熱で上気して赤くなってる頬と、風邪のせいで涙目になってる瞳、さらには上目遣いという三重攻撃に上条が勝てるはずが無く 上条「分かったよ......んで、何して欲しいんだお嬢様?」 御坂妹「ふふっ、よろしい。とミサカはお嬢さま気分全快です」 御坂妹「とりあえず、アイス食べたいので買ってきてください。とミサカは最初の指令を下します」 上条「これってていの良いパシリじゃねーの? まあ行ってきますけど。」 そう言って上条は家を出て行き、数分で帰って来た。その手にはコンビニのビニールがさがっている。 上条「はい、お待たせしましたお嬢様」 彼が買ってきたのは普通のカップアイスだ。 御坂妹「じゃあ、それをミサカに食べさせて下さい。とミサカは第二の指令を下します」 上条「食べさせろって......はいはい分かったからそんな悲しそうな目でこっち見ない」 そう言うと上条はアイスの蓋を開け、スプーンでアイスを掬って御坂妹の口元まで持っていき 上条「......あーん」 御坂妹「っ‼」 御坂妹(食べさせて欲しいとは言いましたが、あーんとはっ......かなり効くっ......) 上条「ほらほらどうしたのかな御坂妹お嬢様? 食べさせて欲しいんじゃ無かったんですか?」 御坂妹「うっ......あ、あーん......」 上条「はい、良く出来ました」 そう言って御坂妹の口にスプーンを入れる。 御坂妹「はっ恥ずかしいです......とミサカはちょっと文句を言います」 上条「大丈夫だって。誰も見てないから......はい、あーん」 御坂妹「あ、あーん......」 こんなやりとりが少し続いてーー 上条「はい、完食ですよー」 御坂妹「アイス食べるだけなのに凄く精神力を使った気がします......とミサカは先程の事を振り返ります」 上条「そんな疲れたんなら寝とけって。そうすれば早く治るしな」 御坂妹「言われた通りに大人しく寝る事にします。とミサカは素直にいう事を聞きます」 そう言ってからすぐに御坂妹は寝息を立て始めた。 ーーーーー 御坂妹は真っ白な空間に立っていた。彼女以外に人影は無い。とりあえず御坂妹は前に歩き出した。しばらく歩いて止まる。その繰り返しの中で、彼女はある感覚を覚え始めていた。 御坂妹「誰かに見られていますね......とミサカはこの感覚の正体を分析します」 そう見られているのだ。この空間には彼女以外の人影は無い。さっきからそうなのだ。しかし、どこかの誰かから視線を浴びている。 御坂妹「とりあえず、移動した方が良さそうですね。とミサカは今後の行動方針を決定します」 そう決めた御坂妹は先程より速度を上げて歩き始めた。すると今度は視線に加えて背後に気配も感じてきた。しかし、御坂妹は振り返らない。脳のどこか、恐らく一番本能的な部分で、振り返ってはいけない。そう指令を下しているのだ。 御坂妹「ッハ......ハァハァッ」 何時の間にか御坂妹は走り出していた。それでも気配は背後から消える事は無い。むしろ近づいてきている。 御坂妹「ハァッ......ハッハッハッ......」 ついに耐えきれなくなり、御坂妹は後ろを振り返ってしまった。そこに有ったのはーー 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 この世の全てを飲み込んで押しつぶしてしまいそうな程に、わずかな光さえも発しない、この世に存在するべきではない、そんな黒がそこには居た。人の形を借り受け、そこに存在していたのだ。 御坂妹「っ!!」 再び御坂妹は走り出す。そして黒は追って来る。先程よりも数倍の速さで。まるで御坂妹を取り込むかのように。 御坂妹「いっ......嫌っ!! 嫌だっ!! 助けて......助けてっ!! 当麻っっ!!」 そうして少女は手を突き出したーー 御坂妹「ハァッ......ハァハァ......」 上条「大丈夫か御坂妹? 凄いうなされてたぞ」 目が覚めると、御坂妹が突き出した手は上条の両手によって優しく包まれていた。 御坂妹「少し......怖い夢を見ました ......とミサカは報告します」 上条「そっか。でももう大丈夫だな。」 御坂妹「?」 上条「言っただろ。一瞬たりとも目を離さないって。だから、もう安心していいからな」 御坂妹「そうでしたね......ならもう心配する事も無いですね。とミサカはホっとします」 そして御坂妹は、さっきかいた寝汗でしっとり湿っている寝巻きをつまんで一言 御坂妹「体を拭いてさっぱりしたいです。とミサカは要望を伝えます」 上条「おお、じゃあお湯とタオル持って来るわ」 そう言ってから上条は風呂場からお湯の入った桶と、タオルを持ってきた。 上条「じゃあ、上条さんはあっち行ってるので、終わったら声かけろな」 とその場を立ち去ろうとする上条に対して、御坂妹は言った。 御坂妹「あなたが拭いてください......とミサカはまたしても大胆発言をしてみます......」 上条「御坂妹......? ご自分で何言ってるか分かってますか......?」 御坂妹「そっ、そんなの分かっています......だから、何回も言わせないでください......とミサカはあなたに文句を言います」 上条「......分かったよ」 そう言うと上条は御坂妹の後ろに膝立ちになった。 上条「後ろからでいいよな......?」 御坂妹「ええ......構いませんとミサカは承諾の意を表明します」 そう言うとミサカは寝巻きの上着を脱いだ。彼女の白い肌が露わになる。 御坂妹「あ、あんまりじろじろ見ないでくださいね......とミサカは精一杯のお願いをします」 上条「はいはい、分かった分かった」 そう言って、上条は彼女の汗ばんだ肌を、優しくタオルで拭ってゆく。 御坂妹「ひゃっ......んぁ......あぅ......」 上条「変な声出すなっ!! 上条さんの心のバロメーターが崩れるでしょうが!!」 御坂妹「だって......ひぁっ......あなたが......んふぅ......へ、変なとこ......はぁ......触るから......んぁっ」 上条「触ってませんよー、上条はいたって変な事してませんよー」 そして後は黙々と御坂妹身体を拭っていったーー 上条「御坂妹の肌って綺麗だよなーすべすべだし」 御坂妹「そうですか?確かにミサカは生まれて1年程しかたっていないので、余り紫外線に素肌を晒していませんし……とミサカは仮説を述べてみます」 上条「そうだよなーお前達最近外に出たばっかりだしなー。しかも、ほとんど病院にいるしな」 と言う会話をしながら上条は御坂妹の肌を温かいタオルで拭っていく。 上条「なぁ……御坂妹よ」 後ろから衝撃が来た。少女1人分の重さとともに。 後ろから回された手が、上条の腰あたりで組まれている。 そして背中一杯には柔らかい感触。鼻孔には仄かな女の子のの香りが 御坂妹「……バカ」 上条「えっ……⁉」 御坂妹「ミサカはバカと貴方を罵ったのです、とミサカは説明してやります。このバカ」 そうして御坂妹は腕に入れる力を強める 御坂妹「どうして気づいてくれないんですか?こんなにもミサカは伝えようと必死になってるのに……どうして分かってくれないんですか?こんなにも一生懸命なのに……とミサカはあなたに訴えます」 上条「おまえ……」 御坂妹「私……あなたのことが好き……どうしようもないくらい大好きなんです……とミサカは……」 そこで御坂妹の言葉は途切れた。否、切らされたのだ。上条当麻その人の手によって。彼は御坂妹の手を握り締めてこう言う 上条「もういいんだ……いいんだよ。おまえはよく頑張った」 御坂妹「えっ……?」 上条「悪かったな……気づいてやれなくて。でも、安心していいから」 御坂妹「どういうことです……?とミサカは尋ねます」 そこで上条は一呼吸おいて、言った。 上条「俺だって……お前が好きだからさ」 御坂妹「それはどういう意味での好きなのですか?とミサカは核心に切り込みます」 そこで上条は初めて苛立った声をあげた 上条「あのなぁ!俺は好きでもない女にずっと側にいてやるなんて言わねぇんだよ!」 御坂妹「っ⁉」 上条「俺は、お前が好きだったから側にいてやるって言ったんだ!ただの友達みたいな奴にそんなこと言えるかよ……」 そう言って上条は御坂妹に向き直り、彼女を抱きしめた 御坂妹「あっ……」 上条「俺も大好きだ……」 御坂妹「嬉しいです……とミサカは……んっ」 彼女の言葉は押し付けられた上条の唇によって遮られたーー 御坂妹「どうしました?とミサカは疑問を発します」 上条「前はどうするつもりだ……?」 御坂妹「っ⁉」 上条「流石に上条さんも健全な思春期男子高校生なので、気にしない訳にはいかないと言うか……」 御坂妹「ミっ、ミサカがじぶんでやりますっ!」 そう言うと御坂妹は上条からタオルを受け取り、顔を赤らめながらこう言ったーー 御坂妹「向こう向いててくださいね……?とミサカは確認をとります」 上条「分かってる。」 上条はそう言って反対側に向き直り、あぐらをかいて座った。 後ろでは御坂妹が体をタオルで拭う音と、彼女の息づかいだけが聞こえてくる。 上条(最初に拭いてくれって言われた時はどうしようかと思ったが、これは大丈夫だな……) そう思った時だったーー つづく
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【名前】御坂妹 【スペック概要】レベル3の電撃使い。ネットワークで1万人弱と脳波リンク。学園都市最新鋭の戦術をインプット 【サイズ】161cm 【攻撃方法】 雷撃の槍 酸素を電気分解してオゾンにできる [威力]…5万ボルト [射程]… [速度]…光速 メタルイーターMX 元になったのは2000m先の戦車を爆破したバレットM82A1。50口径の対戦車フルオートライフル。反動でチャチなヘルメットを砕く [威力]…戦車を爆破 [射程]…2000m以上 [速度]…時速1200km、秒間12発 F2000Rオモチャの兵隊(トイソルジャー) 5.5ミリ弾。積層プラスチックのアサルトライフル。赤外線で標的を捕捉、電子制御で弾道を調整する。卵の殻すら割らない軽反動 [威力]…自動車を貫通 [射程]…10m以上 [速度]… 【防御方法】 【移動速度:移動方法】 【反応速度】 【特記事項】 軍用ゴーグルで電子線や磁力線を見れる 【基本戦法】 銃器攻撃